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2007/02/07(水)
温故知新
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先日、ある激安ビジネスホテルに泊まったら、部屋の電話がダイヤル式だった。建物は古く、全般的に設備も古かったが、まさか今時トーン式のダイヤル電話とは。音声式テレフォンサービスは使えないだろう。さらに目覚ましや電灯のスイッチなどの、コントロールパネルもかなり古いものだった。日本中探しても、こんな古いコンパネで稼動しているものはなかなかないだろう。去年1月に沖縄で泊まったホテルサンシーには、こういうコンパネが置いてあったが、2月に行ってみると改装されてなくなっていた。
古い物を長く大事に使うというのはいいことだ。このビジネスホテル、事前にネットで情報収集したら厳しい意見が多かったのだが、覚悟して行ったせいかさほどショックではなかった。風呂の湯が突然熱くなったり水になったりは困ったものだが、それ以外は大きな不自由はなかった。風呂場に髪の毛がついていたりしても、そんなに気にする方ではないし。意外に気に入ったが、ホテル激戦区なので今後泊まる機会はあるかどうか。
そんな全般的に古めなホテルだったが、フロントで聞くとケータイ・クレジットのidが使えるらしかった。フロントの中年男性は入力の仕方に自信がないと言っていたが(笑)。昭和4、50年代の設備とおさいふケータイの同居とは、何ともアンバランスで面白い。
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