日常日記
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2007/03/11(日) カナギ
初春の今の時季、瀬戸内あたりではイカナゴのクギ煮などを旬の味としてよくその名を聞くが、北部九州や山口ではカナギと呼ぶのが一般的。小さければ小さいほど値が高くつくらしいが、写真のように全長数センチでも美味しい。身は白身で何となく穴子を思わせる味なので、みりんや砂糖を少し多めにして甘辛く煮付けると美味しい。

同じ位の大きさにキビナゴがいるが、キビナゴほど青臭くなく上品な味がする。写真では巧く撮れなかったが、魚体のウロコの面が絹目のように美しく見える。煮付けても美味いし、卵とじにしてもいける。そばの具にしても美味しい。なのにかなり安く売られていて、スーパーの鮮魚売場では発泡スチロールのトレーに入って100〜150円と同情してしまうくらい安価だ。カナギは生きたまま釣りのエサになったりもする。何となく可哀相。

旬を感じる味は贅沢なものだが、吟味すればこうして安く楽しむこともできる。もう春がやってきていると実感できる味である。


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