日常日記
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2007/03/26(月) 国賀海岸
博多から15時間かけて辿り着いた隠岐・西ノ島の別府港でレンタカーを借り、景勝地国賀海岸を目指した。島の山間部には牛や馬が放牧されていて、山道の途中でばったり牛や馬に出くわすということが何度もあった。山を越えて岬に着く最後の道は、阿蘇や久住の飯田高原に似た雰囲気もあり、木はほとんどなく牧草の茂る小山といった眺め。夜は氷点下になる島根なのでまだ枯れ草のような焦げ目の色合いだが、新緑から夏にかけては緑が眩しいことだろう。この日はあいにくの曇天だったが、煙った眺めも幽玄でよい。

国賀海岸は何箇所かの展望ポイントに分かれていて、逐一山を上り下りして展望所を目指す。それだけ地形が入り組んでいるわけだが、眺めも当然それぞれ異なる。写真は摩天涯という高さ200メートル以上の絶壁。その近くで馬が悠々と草を食んでいるのが何ともいいコントラストになっている。

展望所からはそれぞれ踏み分け道みたいな道筋が続いていて、おそらく絶壁まで歩けるようになっている。距離と高低があるため少し歩いただけでものすごく体力を消耗するので、絶壁まで到達する人はほとんどいないと思われるが、離れたところから見ても素晴らしい眺めである。15時間かけて来ただけのものはあるというものだ。

これだけの名勝であるのになかなかメジャーになれないのは、離島という立地とアクセスの悪さだろう。逆にそれが離島の魅力でもあり、自然の残る所以でもあろう。今回は道中で馬もじっくり見たいのでレンタカーを利用したが、次回来ることがあれば今度は遊覧船で海から断崖絶壁を望んでみたいものである。


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