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2007/03/07(水)
良い子は真似しないように
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写真は中央区天神でのひとこま。 最近の天神地区一帯の車道は、歩道との境に細かに鉄柱を打ち込んだため、路肩に車を寄せて駐車することができなくなった。配送やゴミ収集、メンテナンス、警備など、沿道の建物へ業務で立ち寄る場合も止められなくなって、業者たちは悲鳴を上げているようだ。仕事でなくても、ちょっとだけ用があっても止められず、それでも心ないドライバーが無理やり止めたりして、周囲に渋滞を巻き起こすなんてのはザラ。
歩道に車をまるごと入れ込んで止めれば何とかなるものの、そもそも歩道は歩行者や一部では自転車が通り、それに点字ブロックなどがあるため止めるわけにはいかない。しかし写真の地方公務員は、緊急事態でもないのに逡巡なく歩道乗り上げて止めていた。つまり天神地区の車道は、歩道にしか車を止められない事態になっているということ。こんなわけのわからない造りにした行政は、皮肉にも自分で自分の首を絞めたという証拠写真になってしまった。
ゴミ有料化で街中のゴミ箱を取っ払ってしまったこともそうだが、理想を求めたって現実はついてこない。社会モラルの低い福岡市では尚更。大阪のように、せめて歩道の鉄柱をゴム製にすれば、名実ともにもっと柔軟になると思うが。もちろんパトカーは法的に問題ないし、お巡りさんが人並みに、車道に止めると他の車の邪魔になると思うのは結構なことだと思うが、みんなが真似したら大変なのでは?
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