日常日記
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2007/04/28(土) 継続は力
半年ほど落ち着きを見せていた職場に、また動きが出てきた。脱落者が出たのである。半年前に研修をしたときには、そこそこ持ちそうだと見ていたが、意外に腰抜けだった。いい歳した成人がひとつの仕事に就いたなら、せめて2年くらいは辛抱してほしいものだ。また新人を養成しなければならないこちらの労力は、新たに発生しても得られるものは何もないわけなので。

何度入れ替わっても長続きしない理由はたくさんあって、とても1日の日記にまとめられるものではないのだが、祝日がないことも大きな理由のひとつだろう。求職中は仕事が欲しいことと初々しいこともあって、祝日くらいなくても我慢できると思って門を叩いてくるのだろうが、実際働いてみると世間が遊びほうけているときに働き続け、その代わりの休みもなくそれが終生続くことを体で感じるとやりきれなくなるのだろう。祝日だけでなく盆暮れの休みも一切ない。もちろん代休なんてものは存在しない。

休みの少なさと同様に、長続きしないのは待遇の劣悪さだ。そもそも安い賃金に加え、昇給はミクロ単位、就労時間や有給休暇の形骸化、交通費支給額は江戸時代の足軽値段並みであるなど、挙げればきりがない。節約のため、車で通うのを断念してバイクに変える者も多い。量販店の特売でお茶を買い求め、外回りのときにそれを飲用する者もいる。水筒持参の者もいるし。

それでいて、仕事はきつい。私などは監視役のようなものなので、現場作業員を管理したり哨戒する立場なのでましなものだが、末端の労働者はルーチン・ワークをなかなか抜け出せないのできついだろう。僅かの向上心と要領の良さがあれば、すぐに役くらい付く職場なのだが、その程度に満たない者が多いというのも現実。そもそも、目先の僅かな賃金差などに固執して何度も転職する労働者は、その多くが持続力がなく長期的な視野に欠け、さらに根性なしが多い。我慢することは社会では基本的に必要なこと。それは理不尽な司令や劣悪な環境からおしっこに至るまで、多くのことに言えると思う。


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