日常日記
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2007/05/31(木) ひかり物が光る
抜歯というのは、医療保険では1700点が計算されるれっきとした手術である。手術だけあって術後の痛みは伴うし、出費も伴うしで本当に痛い。その後の食べ物に支障をきたすのも痛い。

しばらくは柔らかいもの中心の食生活になりそうで、煮物や焼き物より刺身の方がよさそうなので、いつもは煮付けるきびなごを刺身にしてみた。煮物に使う量なので多めになったが、頭と中骨を処理したので柔らかく、歯の治療中にはうってつけだ。患部に沁みるのでしょうがやわさびを使えないのが残念。

それにしても、きびなごを初めて捌いたが、意外と簡単なもの。頭とはらわたを落としたら、あとは中骨を指でなぞってはずすだけ。デジカメを構えたら、ひかり物だけにフラッシュを反射してまぶしいほど。写真映りのいい身だ。味も上々。煮るより青魚臭さを感じずさっぱり食べられる。これからはまた刺身にして食べようっと。

2007/05/30(水) 血まみれの1日
治療箇所に付けていた仮歯が抜け落ちたので歯科へ。詰め直してもらうだけのつもりだったのだが、「今日時間があれば抜いていきますか?」とその場の流れで抜歯することに。結果的に抜いて後悔した。普通の昼の仕事の人なら、夕方に抜歯してあとは家で過ごせばいいが、歯を抜いてから仕事というのはきつい。昨夜から痛みと出血、そして飲食のたびに沁みて痛い。やっぱり大掛かりな治療は休みの日か明け休みにすべきだった。

抜歯というより、厳密に言うと一度抜いた歯を底上げして埋め直すという治療法らしいのだが、埋め直してから歯と歯茎の組織が一体化するのに何ヶ月かかかるらしいので、しばらく日々消毒に通院したりと面倒なことになりそうだ。仮歯は脆いので、硬いものはしばらく食べられそうになく、傷口が沁みるので味の濃い物も避けねばならない。

抜歯自体は麻酔を使うのでさほど痛くはないのだが、その後麻酔が抜けてからが問題。日頃の不摂生が身に沁みるというわけだ。その痛みを感じながらも、食生活その他を本気で改めようと思わないからどうしようもない。

2007/05/29(火) 塩でいただく天ぷら
わりと敷居の高い店で天ぷらを食べると、つゆではなく塩が出されることがあるが、先日泊まった旅館でも天ぷらに塩が添えられていた。天ぷらと塩という取り合わせは、これまでちょっとした店より上の世界というイメージだったが、きのう行った貝塚の「ひらお」には、梅、カレー、抹茶の3種の塩が置いてあり驚いた。

「ひらお」は福岡にある大衆天ぷらチェーンで、東区松島や博多区平尾(空港通り)、早良区重留、中央区天神、粕屋郡久山などにある。どうでもいい話だが、みそ汁が椀ではなく陶器の茶碗で出てくるのが独特、いくつかの店に行ったことがあるが、いずれも塩は置いていなかった。貝塚店はまだオープンから1年経たない新しい店だが、3種の塩を置いているのは新しい試みなのかもしれない。

「ひらお」の他に、福岡には「だるま」というチェーンがありよく比較されるが、3種の塩といい、イカの漬物のゆず風味といい、料理のセンスとしては「ひらお」の方がレベルが高いように思う。貝塚店は広い店内が、いつも客で埋め尽くされている。周囲に店がほとんどないような立地だというのに、それだけの人気なのはやはり内容が伴っているということだろう。
(画像は先日旅館で出された山菜天ぷら@塩味)

2007/05/28(月) 風に吹かれて
硬い物を噛んでいたら、ガリッという音とともに強い違和感を感じ、触ってみると歯がぐらぐらしている。単に差し歯が外れたという感じではなく、押さえると根の方に痛みを感じる。また大嫌いな歯科へ行かねばならない。ちょっとした不注意から、日常の安寧というものは簡単に崩れるものだ。

そんなわけで、通勤以外の久々の外出の目的地は歯科となった。美人衛生士のMさんがいるので幾分気が休まるとはいえ、何度来ても気持ちのいい場所ではない。他の患者は若いのより圧倒的に年配者が多く、そういうメンバーに自分が含められるというのも、まさに健康的でないということを実感する。予約なしで行ったのでしばし待たされることになったが、待合室には3種類の新聞が置いてあり、通院の間は世間の風の匂いを成分分析できるほど詳しく知るようになれそうなのが救いか。

先生はぐらぐらした歯を見て、「折れてるかもしれないなー」と不安な様子。自分もそう案じていたので、何とも暗澹とした気分になる。レントゲンを撮ったら幸い折れてはなかったが、歯茎の炎症が顕著でかなり治療に時間がかかりそう。ということは、経済的にも負担がかかりそう。時間を失うのもお金を失うのも嫌だが、痛いのが一番イヤだ。

そんな感じで、久々に外出できたのにすっかり気が滅入ったので、長い距離をしばらく歩くことにした。久しぶりに歩きまわったので、夜には両足が筋肉痛になったほど。夏のような陽気で日陰の有難さが身にしみるほどだったが、外の空気に包まれる心地よさは格別。トンネルを抜けて感じる風のようだ。夏までのあとわずかの間、なるべく外に出るようにしたいと感じる春の終りである。

2007/05/27(日) YouTubeに遊ぶ
体調がすぐれず家で過ごす日々が続いたが、その間は読書をするか、テレビを見るか、パソコンをいじるか、猫と遊ぶかという過ごし方だった。お金を使わずに過ごすとなると、そんなところである。

そんな中、長時間飽きないのが、きのうの日記で言及した動画サイトのYouTube。著作権に関係なく古今東西の動画がアップロードされ無料で視聴できるので、幅広く楽しむことができる。特に家庭用ビデオ普及以前のテレビ放映の動画は貴重。昔の番組ばかり放送するCS放送でも見られない当時のCMや、放送禁止やお蔵入りした番組がたとえオープニングのみ見られるだけでも感激する。

やっぱりザ・ベストテンは久米宏がいないと絵にならないとか、ドラえもんは日テレ動画制作の初版のもの「いわゆる『旧ドラ』」だとか、ジャングル黒べえは全然差別的でないとか、いろいろ考えてしまうものである。それにしても、『旧ドラ』のオープニングなんて、どう考えても一般家庭にビデオ普及がなされてないのに、どうして動画がアップされているのか不思議である。関係者筋からの流出だろうと思うが。

2007/05/26(土) BB3周年
我が家のネット環境をISDNからADSLにアップグレードして3周年になる。ADSLが普及し始めてからしばらく後で加入したのでかなり乗り遅れたことになるが、もはやナローバンドのネット環境は考えられない。特に画像の表示と動画配信については顕著。YouTubeなどの普及でかつてよりずいぶんと気軽に動画を楽しめるようになり、ブロードバンドは必須となりつつある。

とは言いながらも、通信速度は一時期より遅いもので契約している。ADSL加入当初は最速のプランを利用していたが、基地局から至近距離でありながら、あまり通信速度が速まらないので、プロバイダー変更を機にひとつ遅い10メガのプランへ変更。ついでに無線LANから有線へ変更。月々2千円以上安くなったが、さほど不自由は感じていない。変更して正解だったと思っている。

元々ダイヤルアップから始めたので、当時ののろさを思えばずいぶんと速くなったものだとつくづく感じる。世間では着々と光ファイバーへシフトしつつあるが、我が家は当分の間ADSLで十分だと思っている。

2007/05/25(金) バイト歓迎
フリーター増加が社会問題になっているが、町に出て辺りを見回すと、なるほどアルバイトだらけである。量販店に行けば商品知識のない外国人アルバイトばかりで意思の疎通もままならない有様。パチンコ店のカウンターで交換率を尋ねると、バイトだからわからないとバカ女が言う。立ってるだけなら動物でもできるだろ。締まりがいい分、ヤギの方がマシか(笑)

路上では車の運転免許すら持たないアルバイトが自動車の交通誘導をしているし、居酒屋でヤニ臭い手で寿しを握っているのも金髪アルバイト。ひどい店になると営業時間内に店内にいるのは、全てアルバイトなんてところもある。もはやばい菌のように増殖を続けるアルバイト軍団。フリーターなどと耳障りのいい言葉にせず、脱税無職とでも呼んで雇う側も雇われる側も危機的な状況であることを認識する時期に来ているのかもしれない。

そんな中、アルバイトが貴重に扱われる業界がある。画像は我が家のポストに入っていた広告だが、その名も『アルバイト学園』。当店は未経験者ばかりを集めて云々と、素人的なサービスを売りにしているらしい。下手クソに歯を当てられたりするフェラなんて、苦痛以外の何物でもないと思うのだが。

大半が中学生で異性経験をしてしまうこのご時世、法を遵守して営業する店、つまり18歳のド新人ばかりを入店させたとしても、達人揃いではないのか?と疑問を持ってしまうが、今なら3千円割引なんて文句を見てしまうと、一度試してみようかなどと思う自分もいるのである(^^;;;

2007/05/24(木) 運気とくじ運
占いなんぞは一切信じないけれども、人はそれぞれ運気というものがあり、幸運が連続するときもあれば不運が続く時期があると思う。今はまさに運気は下降線。いくつか抱えている持病のうちのひとつ発作がありひどい痛みが半月以上続いたり、その他に体を痛めることがあり、他にも仕事中に酔っ払いに絡まれ警察を呼んで潔白を証明するのに2時間ほどかかり休憩時間がなくなったりと、悪いことは続くものだ。

体調が悪く遠出できないので、私には珍しくコンビニ弁当の日々が続いた。目下セブンイレブンではキャンペーン中で700円以上の買い物で抽選があり、当たれば商品がもらえる。うちの最寄りのセブンでは、なぜか当たりが多い。3回抽選して3回写真の商品が当たった。ちなみに他の店で2度引いたがいずれもはずれだった。

写真真ん中のユンケルは販売価格が500円らしいので、この手の抽選でタダでもらえる商品にしては高い部類だろう。大きめの不運が続いている中に、こういう小さな幸運があるものだ。しばらくはなるべく外出せずにおとなしく過ごそうと思ってはいるが。

2007/05/23(水) バニラエイト
近年すっかり復刻づいているセブンイレブンで、森永バニラエイトの復刻版を発見。昭和45年発売というから30代後半以上がヒットゾーンと思われるが、赤と青の模様はカップのバニラアイスの定番としてロングセラーだったように記憶している。写真には映っていないが、カップの側面も青と赤の三角のデザインである。

味の方は、ラクトアイス系バニラの王道という感じ。このアイス、個人的に思い出があるので、単なる復刻商品よりも思い入れを感じてしまう。それは3歳くらいの出来事なので、ちょうど発売当初にリンクする。70年代を感じる商品だ。森永といえば、この頃チョコべーなども大ヒットした。

この商品、116円で売られているのだが、願わくは100円以内に収めてほしかったものだ。量販店では100円アイス60円が通常価格なので。といいながらも、あと何回か買ってしまいそうだ。

2007/05/22(火) 25年にして初めて
CS放送のTBSチャンネルで先週から始まった「3年B組貫八先生」がいい。本放送は82年だが、その後25年間全く再放送がなく、今回初めて本放送以来日の目を見ることになったようだ。主演は川谷拓三。仁義なき戦いや太陽にほえろのバスジャック犯でもいい味出していたが、苦労人を思わせる暗い雰囲気でありながら、底のほうは温かいという夜間中学出身の教師役を見事に演じている。

シリーズ各作のように視聴率は取れなかったが、内容は深い。各作の主演を演じたニューミュージックの一発屋歌手とは比較にならない演技の深みも違う。また、シリーズ代表作のように、15歳の妊娠とか暴走族とか校内暴力とか、安易な視聴率取りに走っていない分、細緻に渡りじっくりと手をかけたいい仕上がりになっている。シリーズの他作品には、生徒役に人気アイドルが複数いて華々しさがあるが、この作品には目立った生徒役がいないので、逆に生徒がみんな自然にクラスの一員として地味に見えるのがいい。個人的には、井丸ゆかりが可愛い^^

武田鉄矢も岸田智史も実際に教員免許を持っているそうだが、高校すら出てない拓ボンが最も教師らしく見える。出所したばかりで屋台のラーメン屋をするヤクザの同級生がいるというあたりも、シリーズの中では異例の設定だが自然にこなしている。まっすぐに学校を出て順風満帆な人生を歩んでいる人には出ない味が出ているということか。

2007/05/21(月) 空気を売って5千万円
ヤフーオークションの詐欺で、被害総額5千万円を騙し取った無職女性が無罪になったそうだ。詳しくは下記神戸新聞のリンクを参照。http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000343296.shtml

報道を読む限り、資金繰りが悪化して商品を発想できなくなった頃に出品件数が急増しており、これは取り込み詐欺の手口にそっくり。破産が認められ免責が下りているので被害者への弁済義務が消滅しているのは仕方ないとして、商品を送ると見せかけて金を騙し取ったれっきとした詐欺行為を、詐欺としての立件ができない検察は何とも情けない。

理由は「証拠がない」ということだが、無職女性の当時の行動範囲を綿密に洗えば埃はいくらでも出てくるはず。クレジットカードの利用歴から、買い物の詳細でも出せば生活の実態は割れる。だいたい破産するほどの経済状態の無職の女が、どうやっておまんまを食ってねぐらを確保していたのだ? 

私は働いた金で生活するのが真っ当な生き方だと考えているので、ネットオークションに個人で日常的に大量に出品する人のことを理解できないが、そういう類の人種があふれている枠の中で、高額商品を落札しようとする利用者のことも理解しかねる。見たこともない出品者から、見たこともない利用者がつけた評価を判断材料にして信頼し、高価な買い物をするような勇気はないし。それなら球場あたりでダフ屋と相対して、直接顔やブツを見て取引するほうがまだ安心なのではないか(笑)

2007/05/20(日) ただいま
今日は予定より早く家に帰り着くことができたので、夕方からゆっくり過ごすことができた。といっても部屋でゴロゴロするだけなので、することといえばテレビを見るか愛猫シルヴィと戯れることくらい。

留守番していて退屈していたせいか、スキンシップはいつになくシルヴィがエキサイト。猫パンチを連発され、遊ぶつもりが遊ばれてしまった。旅の疲れもあって、早々にスキンシップを中止して今日は早めに寝ることにする。

2007/05/19(土) 行ってきます
泊まりで出かけるため、愛猫に家を空ける日数分のエサを与えたら、目の前で一気にほとんど食べてしまった。そしてキャットフード臭い息を吐きながらしばらく食後の運動で走り回った後、ソファの上で爆睡。寝ている間に出かけることにする。

競走馬の中には、馬運車の模様を覚えていて、レースの前に迎えに来ると緊張するほど感のいい馬もいるようだが、うちの猫も私が旅行の支度をしているとしばらく留守にすることに気づいたかのように、旅行鞄の上に乗って鞄が開かないように邪魔をする。撮った写真を見てみると、心なしか少しふてくされた表情にも見える気がする。

持ち上げてどかすと寂しそうな顔をするので、ちょっと可哀相になったりもするが、それでも泊まりで出かける旅行をやめようとか減らそうとは思わないのである。適度に離れていた方が仲良くできるのだと思ってみたりする。どうせ愛猫は家にいるときはほとんど寝ているわけだし。

2007/05/18(金) 電波時計の未来
腕時計コレクションのひとつのセイコーの電波時計の電池が切れた。自分の日記(http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/silkvelvet/?Y=2005&M=7&D=29)を振り返ってみると、前回電池交換をしたのがおととしの7月29日なので、1年10ヶ月弱持ったことになる。電波時計は普通のクオーツと違い1日1回電波を受信し、その際に無駄にぐるぐると針が回るので電池の消耗がクオーツより多いことを考えれば持ったほうだろう。それにしても電波時計って、電波を受信するときに誤差の秒数だけ秒針を動かせば経済的かつムーブメントの消耗も軽減されると思うのだが、長い針も短い針もぐるぐる何周もするのはどうも理解できない。

100円ショップの電池を自分で替えたのでこの頻度で電池が切れるのは苦にならないが、時計店で千円〜二千円払って電池交換する人には、ちょっとした痛い出費かもしれない。10年電池なんてのも最近は出てきているが、一般的にはクオーツ時計の電池は3〜5年持つ。そう考えると電波時計というものは、あまり気軽に使おうという気になる時計ではないと思う。1本は持っておこうというので買ってみたが、コレクションの中ではあまり可愛いくない存在である。

各時計メーカーも出た当初ほど電波時計を売り込まなくなっているが、時計のヘビーユーザーとしてはこれから消費が進むことは考えにくい。やはり腕時計というものは、時間を性格に刻むだけが使命ではないということだろう。

2007/05/17(木) コリアンエクスプレス
56年ぶりに韓国と北朝鮮を結ぶ南北鉄道の試運転が行われたという。アジアの大陸を鉄道で渡ろうという野望は、朝鮮半島で寸断されてしまい私の青春時代には叶わなかったのだが、将来的に繋がるとなれば夢は広がる。今のところ、個人的には韓国より北の国には行く気がしないのが現状であるが。

それは諸々の理由によるが、ロシアや中国のビザ取得の面倒さ、人の多さ、外国人だけ高く設定された二重の物価、外貨獲得のための不自然な仕組みなどが鬱陶しいことを一例として挙げておこう。誤解のないために。

鉄道で国境を越えるのはいいものである。まだインドとパキスタンの間がそれほど緊張していない頃、インドのアムリッツアルからパキスタンのラホールまで鉄道で国境超えをしたが、陸の境を目の当たりにしながら、車窓を眺め電車に揺られるのは格別だ。ホームの上で、風に吹かれながらその土地の空気を肌に感じて受ける入国審査も旅の醍醐味のひとつだと思う。

アジアでは、タイ、マレーシア、シンガポールと走るオリエンタルエクスプレスが身近で有名だが、そんな高級感のある指定席の電車ではなく、在来線の普通列車でちんたらとした国境超えをするのも楽しい。島国で育ったから尚更その良さを実感するのだろうが、中国や北朝鮮が今少し整った暁には、韓国からロシアまで結ぶ特急が走る日が来るかもしれない。

2007/05/16(水) 14時間後の再会
先日市内のレンタカー店で車を借りた。その店の営業時間は8時から22時という14時間。24時間の契約で借りたのだが、翌朝返しに行くと帰りの公共交通機関がラッシュアワーになるし、朝から面倒だし、早めに用事は片付いたしで、その日の夜遅く(22時直前)に車を返しに行くことにした。

借りるときに、担当者がきれいな女性だったのでしっかり顔を覚えていたのだが(^^ゞ、返すときも何とその女性だった。何となくラッキーな気分だが、よくよく考えてみるとその女性は14時間働いていることになる。休憩時間も一応はあるのだろうが、福岡あたりのレンタカーの営業所では、せいぜい従業員は2〜3人程度。ゆっくり休むこともできないだろうし、その人数で車の清掃から整備、配車、車の移動、予約手続きの事務処理、窓口対応、つり銭の準備、売上計算などをこなすと考えるとかなり重労働だろう。

私の職場は13時間勤務を3回してから1日の明けになるので、1週間に65時間〜78時間働くことになるが、わりと軽労働なのでこなすことができる。レンタカー業務だと内容を察するに、かなりきついことだろう。私よりずっと若いとはいえ、女性である。まだまだ自分より過酷な労務に身を投じている人がいるのだと実感。上には上がいるというべきか。

2007/05/15(火) 水商売というだけに
仕事に出るときは、いつも2リットルの水を持って出かける。ビールやコーヒー、ジュースなども美味しいけれど、いちばん美味しいのはやっぱり水。冷蔵庫にもペットボトルの水をいつも何本か冷やしてある。ごくごくと飲んでノドの乾きを癒し、代謝をよくし、プリン体を輩出し、健康に良いような気分に浸る。

1日の仕事で2リットルの水はさすがに余ることが多いが、あまった水は顔を洗ったり、ティッシュに浸して何かの汚れを落としたりもできる。水道水ならともかく、市販されている水ではちょっと勿体無い気にもなる使い方だが、どうせ飲料を買い求めるのだから、体に悪い甘いのよりもましではないかと思うことにしている。お茶でもいいのだが、冷えていない状態になり常温になると味がすこぶる落ちる。その点でもやっぱり水が無難。

同じ水でもメーカーによって味が違い、好き嫌いがある。ボルヴィックやエビアンなど、ヨーロッパ系のものはどうも口に合わない。日本でもブルボンなどは苦手だ。大塚のクリスタルガイザーなどは、輸入ものだが好きな部類だ。こうなると買う店も決まってきて、切らしそうになると心配になったりする。たばこの依存度に似ている気もするが、水を飲みすぎてもよほど限度を超えない限り体に悪いということはなかろうからましだと思っているが。

2007/05/14(月) 母の日
きのうは母の日。仕事の合間に実家に顔を出してきた。毎年母の日にこれといって何かを贈るということはしていないのだが、顔を見せるくらいが適度に堅苦しくなくていいのではないかと思ったりする。直接何かを手渡すのも照れくさいわけで、数年前に3千円ほどのカーネーションを宅配便で送ったことが一度だけあるが、来年あたりに何か送ることにしようかと考えてみる。すぐに忘れてまた後伸ばしになるような気もするのだが(^^;)。そもそも母の日は何月何日と決まっていないので、油断するとすぐに来てしまうのだと言い訳しておこう。

父を亡くしてから、もう二度と父の日に何かを贈るということが出来ないと気づいたわけだが、かといって日々の多忙にかまけて今年の母の日が来てしまったというのが実状。こうして日記に書いておけば来年は何かを贈られるかもしれない。花は日持ちしないので、長期保存できる何かを今から12ヶ月かけて探してみるか。

最近は母をあちこちに旅行に連れていったり、パソコンを教えたりするのが親孝行の真似事かと自己解釈している。パソコンについてはずいぶんと覚えが悪く、何せデジカメからマイピクチャに画像を保存することすら未だに出来ず、何度も何度も繰り返し教えているが進まない。60過ぎるとこんなものかと最近諦め気味で、かなりの精神を消耗するのでわりと重労働だ。当面の目標である「CDに焼く」まで、あとどれくらいかかるものか。

2007/05/13(日) ぶんぶんぶん、蜂が飛ぶ〜
写真は市内某所のある廃墟にて。ひと気のない無人の広大な敷地だけに、人を入りこませない理由としてはなかなか適切で効果的。本当にスズメバチやマムシがいるのだとしても、入る奴は入るのだろうが。こうして書かれていなくても、スズメバチやマムシはうじゃうじゃといそうな場所である。

でも、この鉄パイプの錆び方なんて、廃墟マニア垂涎の熟成具合かも。次は長袖と厚手のズボンで行ってみようかな、なーんて煽っちゃいけませんね。野生生物の毒牙にやられても自己責任ですから。わざわざ痛い目に遭いに行く人はいないとは思いますけど。

2007/05/12(土) 豚の集る場所へ
六本松へ行く用事があったので、この日記で過去に何度か書いたことがある豚革トランクの卸売りをしている会社のショールームをついでに覗いてきた。写真のように新築で清潔な店内に、革製品がたくさん陳列されている。主に小さな傷があるなどのアウトレット商品だが、市価と比較すると信じられない安さで並んでいる。

今回は目当ての商品がなかったので冷やかしのみだったが、豚革トランクではセカンドバッグサイズのものがかなり安く出ていた。全般的に豚革トランクについては、在庫が縮小傾向にあるようなので、お求めの方は早めに行ったほうがいいかもしれない。ちなみに、広辞苑サイズのトランクは輸入CD1枚分くらいの安さから。駅構内などに出ている怪しげな財布、バッグの露天商で粗悪品を買うよりずっとリーズナブルだと思う。

2007/05/11(金) きれいなゴミ箱
きのうは福岡ではノーマイカーデーのため、バスや地下鉄の1日乗車券が100円安くなる。地下鉄の場合、私の家の最寄駅と通勤地の最寄駅との往復と同額になる。定期の切れ目ということもあって購入。ついでにいつもは乗らない地下鉄七隈線も利用した。

写真は薬院大通駅で見かけたもの。ほとんど未使用と思われるゴミ箱の蓋部分に、金属製の頑丈な目張りがしてある。文字通り“使えない”ゴミ箱である。ゴミ有料化に伴い、町中のゴミ箱を一気に引き上げてしまった福岡市だが、地下鉄もその傾向にあるのか、最近ホームからゴミ箱が姿を消し、七隈線のコンコースではこのように形骸化している。

市営地下鉄なので、これはおそらく税金で購入したものだろう。使わないものをわざわざ買うとはどういうことか。準備してから、もしくはしばらく使用ののちにゴミ箱使用禁止にしたのであっても、結果的に全く無駄な出費になっていることは確か。大赤字地下鉄を象徴する「置物」である。

2007/05/10(木) 冬の輪舞ふたたび
昼メロが好きである。
夜の仕事をしているため、昼の時間にテレビを見る機会が多いということもあるが、中学生くらいの頃から学校をさぼった日には家で見ていた(共稼ぎの家庭だったので)ことを思うと、元々好きなのかもしれない。

さて、今日からCS放送のファミリー劇場で、「冬の輪舞」の再放送が開始された。昼の12時からと放送時間もちょうどよく、またはまってしまいそうである。この番組、2005年に放送されたときからリアルタイムで見ていたが、かなり面白かったのでまた見ても楽しめそうだ。東海テレビ放映の『真珠夫人』、『牡丹と薔薇』などの人気作品の視聴率を上回ったほどの大ヒットとなった。関西地区では地上派の再放送で、かなり好評だったようだ。

「男のくせに昼メロなど」という意見があるかもしれないが、夜の店などでは、従業員も客も結構昼メロを見ていて、その話題で盛り上がったりするものである。昼メロには、男女の愛憎劇がやや誇張されながら描かれているが、やはり自分には愛が足りないということか?

2007/05/09(水) もうシティホテルと名乗らない
JR佐世保駅前の「佐世保シティホテル」の運営が、バス事業などを展開する西肥グループから東京のホテル運営会社・リゾートソリューションに委託され、10月に「ホテルトリニティ佐世保」に名称変更してリニューアルオープンすることになったそうだ。

このホテル、以前泊まってこの日記にも少し書いたことがあるが、立地は恵まれているものの、部屋の狭さ、エレベーターのうるささ、サービスの貧弱さなど、とてもシティホテルと言えるものではなく、その名前が泣いているように見え残念だった。早晩経営的な見直しがされると予想していたので、この先向上するのならそれもいいのではないかと思う。

佐世保では、ライバル1番手のホリデイインが閉鎖してしまい、核となるホテルが不在であるだけに、しっかりと建て直しを図り、名実ともに佐世保の主要なホテルになるチャンスでもあるだろう。

2007/05/08(火) 醜聞に負けるな
きのう東区のある場所から博多駅行きのバスに乗ったら、平日の日中とは思えないほど混雑していた。高校生の運動部らしき生徒が集団で乗り込んでいたからだが、私が乗るとすぐに私の前にいた一人の生徒が席を立った。のべつしかめっ面をしている私が恐かったのか、かなりのオッサンに見えたかは不明だが、年長者を立てるとは当然のことながら、今時ではなかなか感心な生徒だ。席は近くにいた高齢者に譲った。車内はあまりに高齢者だらけで、座りたがりな私でもさすがに座れる雰囲気ではなかったのだ(-_-;)

他にシルバーシートにひとりハタチくらいの若い女が座っていたが、さらに混んできて別の杖をついた高齢者が乗り込んできたのを目の前にしても、その女は立つことはなかった。私もかなりジロジロ見たのだが、ずいぶん常識がなく図々しい女だ。私がもう少し若い頃なら注意したのだが、最近は注意しても夥しい数の馬鹿女がひとり減るだけでほとんど意味をなさないと考え、気分が悪くなるだけ損だと注意しなくなった。

それに比べると、先の高校生は優先席でもないのに、なかなか感心な存在だ。よく見ると福翔高校(旧福岡商業)の生徒だった。高校野球部の特待生問題で、公立高校としては異例に名前が挙がり全国的に報道されている渦中の高校だが、この生徒らの集団は模範的だ。最終的にはほとんど席を立っていたし。

でも個人的には、もし高野連の幹部のじいさんらがバスや電車に乗り込んできても、席を譲る必要はないと思う。若者に出来不出来があるように、世間の大人にもまともな人とそうでない人がいるということだ。

2007/05/07(月) 昔の面影はあれど
画像はJR鹿児島本線香椎駅の2・3番ホーム。エスカレーターやエレベーターができたりして、かつての面影はすっかりなくなって変り果ててしまった香椎の駅舎やホームですが、唯一かつての面影を残しているのはこの「香椎宮下車駅」という看板と赤い行燈風の表示板くらいでしょうか。

しかし、この香椎駅から香椎宮へは、とても簡単に歩いて行ける距離ではありません。抜け道を通っても30分以上はかかるでしょう。香椎宮へは、昭和63年に香椎線に「香椎神宮」という駅が出来、そこが香椎宮最寄駅に変わりました。「香椎宮下車駅」が間違いではないですが、香椎神宮駅の存在を知らない人が香椎駅で降りたとしたら、かなりの不親切ですしきつい思いをすることでしょう。駅の近くの観光地を誇大に見せようとしている、羊頭狗肉な看板とも言えるような。他に三日月温泉とか、一応観光地はあるわけで。

JRとしても、ひと駅でも多く乗車してもらえば運賃収入も増えるでしょうし、(宇美方面からの乗客は香椎神宮駅を知っているので)圧倒的多数の鹿児島本線利用客に香椎神宮駅の存在を誇示して、古い看板は書き換えるなりの対処をすべきと思うのですが、いかがでしょう?

2007/05/06(日) 量販店に負けられない?
商社で営業の仕事をしている頃、百貨店でこき使われたという話をこの日記で何度か書いたことがあるが、商品を売る力はむかしほどないわりに、プライドの高さと取引業者をこき使うことだけは変らない百貨店だ。今もその会社で営業している元同僚によると、百貨店のわがままぶりは相変わらずのようだ。さて岩田屋百貨店のチラシを見ていると、「探検九州フェア」を開催中だとかで、大分の吉野鳥めしが実演販売の目玉としてチラシに書かれていた。

この吉野鳥めし、近所の量販店「ルミエール」で、表示より安く出てるんだけどな。百貨店のバイヤーはそれを知ってるのかな。確かに美味しい鳥めしなんだが、もっと安く売っているところがあると消費者が知れば、ほとのどの人はわざわざ高い値段で買おうとは思わないと思うけど。

殿様気分の百貨店さん、量販店と同じ商品を目玉にするとは、すっかり地に落ちたもんですな。上がり目がないからなりふり構わずですか。同じ商品だけど、百貨店の包装紙に包んでくれることと、カード払いできることくらいが百貨店のメリットかな。実演だからすぐ食べればあったかいこともあるかもね。
(画像はルミエールで3割引きで購入した吉野鳥めし)

2007/05/05(土) 杉の子弁当
我が家の近くには大学があるが、部分的に移転が決まり、周辺の商店街はかつての賑わいが嘘のように寂れている。その上、週末や祝日はほとんどが休みになるので閑散としている。開いているのはコンビニくらいのもので、地域住民としては寂しい限り。

そんなわけでゴールデンウィークの最中は、近所全体が寂しげ。なのになぜか開いているような気がして、ロイヤルホスト裏の杉の子弁当を目指したが、やはり開いていた。世間では黄金週間だかなんだか知らないが、しっかり商売する人は地道に働いているものだ。この店は待ち客のために、写真のような、どこかの学校からもらってきたような手作りの木製の椅子が置いてある。こういうものを大事に使うような店って、営業方針もちゃんとしているし地域に愛されている。平日の昼時などは、店に入りきれないほど学生やOLが弁当を待っている。店主のおばちゃんも人気メニューの唐揚を、次から次へと揚げているのが見える。もちろん超多忙でも笑顔は絶やさない。

正直言って、全国チェーンの弁当屋は味もメニューも飽きやすいのだが、個人経営の手作りの店は飽きないし、手作りゆえの美味しさがある。マニュアル棒読みの接客をするチェーン店にない温かみがある。これまでこの店の唐揚弁当は何度かこの日記に登場させてきたが、いつまでも飽きない味。店のおばちゃんにもいつまでも頑張ってほしい。

2007/05/04(金) 食いだめする猫
大量のうるめいわしを安く仕入れたものの、煮つけにして少し食べたら飽きてきたので、残りを愛猫のシルヴィに食べさせることにした。普段ドライフードしか与えていないせいか、ものすごい勢いでいつもの倍の量を平らげ、中途半端に余ったので3時間後にさらに1人前食べさせたら、それもぺロリと一気に完食してしまった。

さすがに満腹になったのか、その直後に爆睡を初め、何と丸一日近くずっと同じ場所で置物のように同じ姿のまま寝ていた。まさか死んだのかと思って何回か体をつついたほど。いつもなら10時間もすればエサの催促をするのに、ずっと寝ていたのは空腹にならなかったからだろう。ということは、腹が減らないと起きないということか。

やはり猫は人間と違い野生生物で、食いだめが出来る体なのかもしれない。ということは、私が旅行の出発直前に一括して日数分のエサを置いていると一気に食べているが、それで食いだめできているならこちらも安心してこれからも泊りがけで旅行できるということか。そしてその間はほとんど寝ているということか。ならば、私がもし酒場あたりで暴れてしばらくトラ箱にぶち込まれたとしても、何日かなら問題ないということ?

2007/05/03(木) 的中
おとといの日記に書いた職場の件だが、予想通り新人はリタイアした。これまで何人も入っては辞めを繰り返しているのを見ていると、犬猫のようにクンクンと軽く匂ってみたところであらかたわかるようになるものだ。それにしても、仕事がなくて働かしてくださいとやってきて、よくもまあ1日や2日で辞めることができるものだと驚く。アルバイトじゃあるまいし。そんなレベルの人間だからこそ、こんな時期に職探しをしているのだろうが。

というわけで、社内の違う部署の若手を加入させることになった。返事だけで働きはいまいちの若手なのだが、ろくすっぽ返事もできない若造よりはましかもしれない。世の後継者のレベルが続々と下がっていくように、我が職場の質の低下も確実に進んでいる。

2007/05/02(水) さよなら三信ビル
東京・日比谷にある三信ビルの解体が始まったそうである。解体の経緯については、下記の読売新聞の記事を参照していただくとして、古きよき時代の遺産が、ただ古くなったからといって簡単に壊してしまうのは何とも惜しい。http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070501i406.htm

三信ビルに初めて行ったのは、韓国観光公社に訪れたときだったように記憶している。ソウルオリンピックの前だから昭和62年か63年だろう。韓流ブームなど想像も出来なかった当時、日本人で韓国語を勉強するのは稀な存在だった。しかも血縁者が韓国や北朝鮮にいるわけでもなく、周囲に韓国人がいるわけでもなく学ぼうとするものはかなり稀少で、観光公社ではずいぶん手厚く案内された記憶がある。私の海外旅行の原点でもある。

三信ビルのある日比谷という街は、古きよき東京が感じられる魅力あるところ。浅草などの下町とは対照的な、歴史ある都会という感じ。かつては近くの東宝ツインタワービルに、一時代を築いたディスコ「ラジオシティ」があったし、日本でのタイ料理店の草分けである「チェンマイ」も、現在は開店当初のビルから移転したが、日比谷にある。シャンテの辺りは大人向きの文化的な風が吹いている。

東京へ遊びに行く人は、六本木や丸の内の新しいビルやディズニーランドなどのチャラチャラしたところにばかり行くのではなく、こうした日本の都会の原点のような場所も目に入れておくべきと思う。周囲には帝国ホテルや日生、宝塚劇場など、他に見るべきものも多い。

三信ビルの内外がどんな姿だったかは、三信ビル保存プロジェクトのサイト(http://www.citta-materia.org/sanshin.php)の画像がわかりやすい。77年の歴史ある文化遺産が壊されることより、良識ある庶民が地道に保存活動に尽力し多数の共鳴を得ながらも、それが資本家の決定に抗えず、力ずくであっさりと握りつぶされてしまう現実を目の当たりにする方がずっと空しい気がする。

2007/05/01(火) 労働現場より
きのうは気持ち悪いくらい道がすいていて、車を運転していても不気味に感じるほどだった。適度に車がいるのはいいが、ガラガラだと歩行者の信号無視の飛び出しや、対向車線、わき道からの急な割り込みが恐い。他に走っているのも所謂サンデー(ホリデー)ドライバーで、スピードが遅いだけでなく判断力もトロく、その上道を知らないので交差点前で急にブレーキをかけたりしてもたつく。困った存在である。どだい遊び気分と仕事の身では、行動の迅速さが比較にならないのでどうにもならない。車内で会話に盛り上がっているような車に右車線を塞がれるのは、祝日に働く身にとってはもっとも嫌味だ。

これだけ少ないということは、こんな日に働いているのは選りすぐりの負け組という気もして空しい。そんなことを思っていたら、今日の朝はそれなりに通勤ラッシュがあった。カレンダーの黒い字のところは、福岡あたりの地方都市では仕事のところが多いようで少し救われた気になった。

職場の脱落者の後釜というのに初めてきのう会ったが、人は良さそうだが耐久力が弱そうなので、また求人募集をかけることになるだろう。自信がないとかこぼしていたが、初日に弱音を吐いた者で生き残ったものはこの職場にはいない。こんな時期に求職するような者に逞しいものはほとんどいないので、次も期待薄なのではあるが。


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