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2007/05/21(月)
空気を売って5千万円
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ヤフーオークションの詐欺で、被害総額5千万円を騙し取った無職女性が無罪になったそうだ。詳しくは下記神戸新聞のリンクを参照。http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000343296.shtml
報道を読む限り、資金繰りが悪化して商品を発想できなくなった頃に出品件数が急増しており、これは取り込み詐欺の手口にそっくり。破産が認められ免責が下りているので被害者への弁済義務が消滅しているのは仕方ないとして、商品を送ると見せかけて金を騙し取ったれっきとした詐欺行為を、詐欺としての立件ができない検察は何とも情けない。
理由は「証拠がない」ということだが、無職女性の当時の行動範囲を綿密に洗えば埃はいくらでも出てくるはず。クレジットカードの利用歴から、買い物の詳細でも出せば生活の実態は割れる。だいたい破産するほどの経済状態の無職の女が、どうやっておまんまを食ってねぐらを確保していたのだ?
私は働いた金で生活するのが真っ当な生き方だと考えているので、ネットオークションに個人で日常的に大量に出品する人のことを理解できないが、そういう類の人種があふれている枠の中で、高額商品を落札しようとする利用者のことも理解しかねる。見たこともない出品者から、見たこともない利用者がつけた評価を判断材料にして信頼し、高価な買い物をするような勇気はないし。それなら球場あたりでダフ屋と相対して、直接顔やブツを見て取引するほうがまだ安心なのではないか(笑)
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