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2007/05/29(火)
塩でいただく天ぷら
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わりと敷居の高い店で天ぷらを食べると、つゆではなく塩が出されることがあるが、先日泊まった旅館でも天ぷらに塩が添えられていた。天ぷらと塩という取り合わせは、これまでちょっとした店より上の世界というイメージだったが、きのう行った貝塚の「ひらお」には、梅、カレー、抹茶の3種の塩が置いてあり驚いた。
「ひらお」は福岡にある大衆天ぷらチェーンで、東区松島や博多区平尾(空港通り)、早良区重留、中央区天神、粕屋郡久山などにある。どうでもいい話だが、みそ汁が椀ではなく陶器の茶碗で出てくるのが独特、いくつかの店に行ったことがあるが、いずれも塩は置いていなかった。貝塚店はまだオープンから1年経たない新しい店だが、3種の塩を置いているのは新しい試みなのかもしれない。
「ひらお」の他に、福岡には「だるま」というチェーンがありよく比較されるが、3種の塩といい、イカの漬物のゆず風味といい、料理のセンスとしては「ひらお」の方がレベルが高いように思う。貝塚店は広い店内が、いつも客で埋め尽くされている。周囲に店がほとんどないような立地だというのに、それだけの人気なのはやはり内容が伴っているということだろう。 (画像は先日旅館で出された山菜天ぷら@塩味)
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