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2007/05/07(月)
昔の面影はあれど
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画像はJR鹿児島本線香椎駅の2・3番ホーム。エスカレーターやエレベーターができたりして、かつての面影はすっかりなくなって変り果ててしまった香椎の駅舎やホームですが、唯一かつての面影を残しているのはこの「香椎宮下車駅」という看板と赤い行燈風の表示板くらいでしょうか。
しかし、この香椎駅から香椎宮へは、とても簡単に歩いて行ける距離ではありません。抜け道を通っても30分以上はかかるでしょう。香椎宮へは、昭和63年に香椎線に「香椎神宮」という駅が出来、そこが香椎宮最寄駅に変わりました。「香椎宮下車駅」が間違いではないですが、香椎神宮駅の存在を知らない人が香椎駅で降りたとしたら、かなりの不親切ですしきつい思いをすることでしょう。駅の近くの観光地を誇大に見せようとしている、羊頭狗肉な看板とも言えるような。他に三日月温泉とか、一応観光地はあるわけで。
JRとしても、ひと駅でも多く乗車してもらえば運賃収入も増えるでしょうし、(宇美方面からの乗客は香椎神宮駅を知っているので)圧倒的多数の鹿児島本線利用客に香椎神宮駅の存在を誇示して、古い看板は書き換えるなりの対処をすべきと思うのですが、いかがでしょう?
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