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2007/06/08(金)
しがむ猫
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愛猫シルヴィはきのう書いたように食欲不振だし、私が部屋にいる間はほとんど寝ているので、私が出かけている間もおとなしくしているのかとばかり思っていたが、帰宅してみると観音開きの押入れの戸が開いていて、その中に入れてあった書類が荒らされて引っぱり出されていた。猫は前足を使って、器用に観音開きの戸を開くことができる。トイレの扉を開けることを応用しているようだ。
写真のように袋に入れて保管していたのだが、袋を爪でひっかいたような噛んだような後がたくさんついている。食べ物の匂いでもするのならわからなくもないが、書類しか入っていないのにここまで執拗に爪跡を残すのはどういうことかわからない。言葉も通じないだけに。年齢的に単なる腕白とは思えないし。
こんな調子で、押入れに入れていた高級時計の化粧箱も荒らされたことがあり、箱に歯型がたくさんつけられてしまった。猫の本によると、毛づくろいなどで胃袋の中に溜まった毛玉を吐き出したいため、ビニールなどの柔らかいものを噛むことがあるという。関西地区の方言で、繊維質などの物を咀嚼しカスを吐き出すことを「しがむ」と言うが、まさにそんな感じだ。困ったものである。家にいるときなら厳しくやめさせるところだが、留守中にやるだけに処置なしである。
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