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2005/10/22(土)
股関節...?
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「すみません、今流行りの『股関節体操』の本はどこら辺ですかね?」 「え...?股関節...ですか...?」(-_-;)
昨日バイト開始1時間目にしておじいちゃんから、こんな問い合わせをうけました...。 股関節...。今流行りの股関節...。何だろう...。全く思いつかない...。
ですが、そこは腐っても書店員。 こう言う場合は、連想ゲームでお客さんの探しているものを思いつくのがプロの書店員です!(本当かよ...) 体操系でいま流行っているもの...。ついでに『股関節』に似たような言葉のモノ...。
「お客様...それはもしや『骨盤体操』の本では...?」
恐る恐る聞いてみると... 「ああっ!確かそんな感じだったような...。本はありますかね?見ればわかるんですけど...」 そうして私がおじいちゃんに本を持ってきてあげると... 「そうそう!これこれ!いやぁ〜すみませんね。全然違う聞き方しちゃって...」^_^;
いえいえ。もう慣れましたから。(-_-;) そう!書店員のほとんどのは、お客さんが言うタイトルをほとんど信用してません! ですが、このタイトルが1文字でも間違ったりしてると、パソコン検索に引っかからないんですよ! 後はもう今までの経験からの勘と連想ゲームでタイトルを当てるしかないのです! 自分が知ってる本や売れ筋なら容易にどの本か検討がつきますが、全然話題性がないモノだとお手上げです。 この間も林真理子さんの『アッコちゃんの時代』を「『ミナコちゃんの時代』はどこっ!?」と聞いてきたおばさんがいました。 売れてた本だから私は知ってましたが、もしこれを新人さんが受けてたら全くわかりません! もう本当に勘弁して欲しいです...。
今日のおじいちゃんは感じの良い方で、丁寧にお礼を言ってくれましたが、 酷いのだと「それくらい本屋なんだから、わかるでしょっ!?」って怒っていく方もいます! 自分がタイトル間違えて探させたのに、それはないんじゃないっ!? と、怒りたくても怒れないのが接客業の悲しさ...。(T_T) 全国の方にお願いです!本屋で本聞く時には、うろ覚えなタイトルや当てずっぽなタイトルで聞くのはやめてください! 本当に困るんで!ついでにそれで探せないからって、逆ギレすんなぁぁぁ〜! 悪いのは全部お前じゃぁぁぁ〜!!!!(>□<)
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