|
2005/11/21(月)
日記後半、小姑書店員風に...
|
|
|
去年の今頃、「もうやだ!年末だからって、みんなで買い物くるんじゃねぇーよっ!」(>◇<) と、キレていた記憶があります...。本日のバイト先もこんな感じでした...。 毎年毎年、同じ事でグチグチ言っても仕方ないので、本日はバイト先の愚痴はやめておきます。(-_-;)
さて、本日は今話題になっている本の一つをご紹介いたしましょう! (おお!今日は書店員らしい事をしてますね!) それは私がこの間、友人に「マジで面白いから!」と進められた本です。 その名も『生協の白石さん』という本です! ここ最近、やたらと問い合わせが多く、気になっていたんですけど、何となくタイトルからビジネス本?という イメージがあったため、特に内容はきにしてませんでした。
ところがこの本、ビジネス本ではなかったんです!(←本当に書店員かよ...) 内容はとある大学の中の生協職員が大学の在学生達が出したリクエストに答えているという内容なんです。 例えば「こういう商品を置いて欲しい!」という要望に生協職員白石さんが、すごく丁寧に返答をしているんです。 中には「春が来ないんですが、どうしたら...」みたいな関係のない悩み相談などもあり、それにもきちんと答える白石さん。 在学生のちょっとおバカな質問にも、けしていい加減な返事をしない白石さんとの素敵なやり取りが記されてる本ですね。(笑) まぁ、一番わかりやすい説明は、突飛でふざけた質問をする学生と真面目に答える生協職員のやりとりです。
もう、かなり笑えます!気になった方は是非、読んでみてください。 ええ〜っと、その際、本屋ではなるべく自力で本を探すようにお願い申し上げます。 どぉ〜しても場所がわからなくて、書店員さんの力を借りる時には以下の事にご注意を。 ・タイトル、出版社などは事前に調べておき、うろ覚えタイトルでの適当な問い合わせをしなように。 ・人気本は出版社で品切れを起こしている事がありますが、 その場合は素直に引き下がって別に書店の店頭在庫を探すように。 ・取り寄せの場合、本の注文は最低10日ぐらいかかります。「明日までに入荷させろ!」などの無茶はいわないように。
ほとんどの人がご存知ないと思いますが、本屋の入荷経路は『出版社→問屋(大手だとトーハン・日販)→本屋』 の順で荷物が廻って来るので、非常に時間がかかります。(大体注文日から10日前後) 出版社からいきなり本屋には商品は入っては来ないんです!問屋通さないと本屋には入ってこないんです! 「時間かかり過ぎだよっ!」とイチャ文つけそうなワガママな方は、自力で置いてある本屋探してください。(-_-) 本という物は、探せばどこかに必ず在庫はあるもんです! 探す根性がない人は、とっとと諦めましょう!(←ひどい...) 尚、本は委託販売品の為、基本的には注文後のキャンセルは禁止です。(ドタキャンするなら初めから注文するな!)
以上、やさぐれ書店員より、お勧め本と本屋の最低限マナーのご説明をさせて頂きました。 若干(←いや、かなりだろ...)私情が入ってしまいましたが、以上の事にお気お付け頂くようにお願い申し上げます。m(__)m ちなみのこの「生協の白石さん」は講談社発行、定価952円(税込み1,000円)のソフトカバーの書籍です。 「欲しいけど自分で探すの面倒〜」という方は、↑のタイトルと出版社名をメモっておきましょう! まぁ、これだけベストセラー本だと題名言えば、大抵の本屋さんはすぐにわかると思いますけど...。^_^;
|
|
|