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2006/01/07(土)
医学書片手に母、乱入！
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「これこれ！お母さん、この機械に乗ったのよっ！」
本日、バイトから帰って自室で『あたしンち』を読んでいた私の元に母が『家庭の医学』を持って乱入してきました。
なぜ母がこんな奇怪な行動に出たのか…詳しく話すと、まず昨年の28日までさかのぼります。
実は母は年末から「胃がいたぁ〜い…」と苦しんでおりました。
そんで私が食あたりでの時に行った父のいい病院太鼓判付きの所に行ったんです。
診察結果、おじいちゃん先生に「何でこんなになるまで放っておいたのっ!!!」と怒られたそうです。
母は前にも胃潰瘍でこの病院にお世話になってますが、その際にきちんと貰った薬を最後まで飲まなかったんです。
その為、胃潰瘍の原因になってるピロリ菌（我が家ではなぜかピロリン菌と呼ばれている）を退治できず、悪化したと…。
「レントゲンを撮らないと何ともいえないよ…」や「相当酷いね、これ…」と散々脅しをかけられた母。
家に帰ってからは、「お母さん、胃癌かもしれない…」とまた大げさな事を言い出してました。
結局、年内にはレントゲンを撮らなかった母は、先生の脅しもあって今回はきちんと薬を飲んでました。
その後、新年明けで病院に行って来たのが、昨日。
母はこの胃のレントゲン時に飲むバリウムが大の苦手です…。
まぁ、得意な人はいないと思いますが、うちの母の場合は特別です。
なぜなら母は牛乳などの乳製品が大っ嫌い！
バリウムは不味いし、色も似ているのでもう飲む時は半べそかいて飲んでいます…。
そんな嫌な思いをして検査した結果、先生からこんなコメントが来たそうです。
「いや〜、前に来た時は本当に酷かったけど、想像してたのと違ってたよ〜。キレイに治ってるね！あの薬って本当に効くんだね！」
母、脱力…。
散々脅され、レントゲンを撮る日には先生遅刻でかなり待たされ、尚且つ大っ嫌いなバリウムを飲んだのに、こんなお気楽なコメント…。
「もぉ〜!!!!何が名医よ!!!ムッキー!!!」とお怒りモードで家庭医学を見ていた所、レントゲン撮影機の写真が載っていたんです。
その写真をわざわざ私に見せに来て、「聞いてよっ！お母さん、この間ね！」と言いながら私の部屋に入ってきたんですね。
つーか、バイトで疲労困ぱいでゆっくりしようとマンガ読んでる娘に昨日の愚痴を言わんでくれ…。
なんで昨日言わなかったのか不思議なんですけど、、まぁ、母の行動パターンは大体想像つきます。
きっと家庭医学の本見て、怒りが込み上げてきてんでしょう…。
だけどもとをたどれば、最初に母がきちんと処方された薬を飲み続けなかったのが悪いんです！
脅して薬を飲むように仕向けた病院の先生は、私から見れば名医です！
母よ…医者に八つ当りするのは、お門違いってもんだよ…。
ある意味、私の母だよなぁ…と思いました。親子揃って人のせいにするのは得意技なようです…。
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