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2006/05/20(土)
本当、笑い事じゃないって！
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さかのぼる事、昨年の12月。私は一人のおばあちゃんより、ハリーポッター6巻の予約注文を受けました。
その際、「発売したら、うちに着払いで送ってね」と言われたのです。
そして今月の17日にそのハリーが発売。
私は休みでしたが、配送伝票などを書いていたので、誰かがやっておいてくれました。
ところが昨日、このおばあちゃんから「頼んでもいないのに本が勝手に送られてきた！」という電話が…。
そして、昨日その電話をとった誰かが、そのハリーの引き取り作業届けを出してくれてました。
そして本日、昨日休みだった私がそんな事があったとは知らないで出勤。
そしたらまたこのおばあちゃんから、「頼んでない本が勝手に送られてきた！」という電話が…。
注文を受けたのは確かに私！ですが、お客さん自ら注文伝票を書いている！なのに頼んでないって…。(-_-;)
私が首を傾げていると、昨日いたバイト仲間の女の子に「ああ！それ昨日もう商品回収作業だしてますよ」と言われました。
そうです！このおばあちゃん、昨日そういって商品返品の申し出をしたのを忘れていて、もう一度今日電話をかけてきたんです！（ちなみにハリーの予約注文を自分でした事もすっかり忘れている…）
そう！これはいわゆるボケ老人！本気で生の痴呆症な人！
初めはただ回収の経由がよくわかわないから、それを詳しく聞くために電話してきてるかと思ったんですが…。
実は本気でボケ老人でした…。(-_-;)
その証拠に何回も「頼んでない本が送られてきたんだけど、どうしたらいいの!?」という電話が私の元に…。
その度に、「ですから、先ほども説明したように…」とまた同じ事を説明する私…。
私の説明を聞いてるうちに、さっき自分が同じ事で電話した事を思い出すおばあちゃん…。
「あら？私さっきもあなたに電話で説明してもらって、回収の手配してもらってるってきいたわよね？」
そうよ！そう言ったじゃん！私。しかも三回も…。
もはやハリーの予約をした後にボケたのか、その前からボケていたのか…その真相はわかりませぬ…。
昔、子供の頃に志村けんのコントで「ばあさんや、飯はまだかいな…」「さっき食べたでしょう、おじいちゃん」というコントで
「また同じ事言ってるよ。このじーさん（笑）」と笑っていた私ですが、実際にこのボケ老人に遭遇すると笑い事じゃない！
実は私の店にはこういう客が多く、中には自分で買ったのが覚えられないから、店員に「私この間、この本かったかしら…」
と聞いてくる輩まで出る始末…。(-_-;)
あのさ〜、なんで赤の他人のうちらがそこまであんたらの面倒を金も貰ってないのにしなきゃならん訳？
というかこういう老人を一人にしちゃいけない気がするんですけど…。詐欺とかに遭いやすいのでは？
ご家族の方〜！頼むから自分の身内は自分らで守ってあげてよぉ〜！(T□T)
すっごい迷惑な存在だけど、けして憎む事はできないボケ老人…。だって私たちより何十年も大先輩なんですよ？
最近、年配者を敬わないという若者が多いですけど、やっぱり長生きしてる人は色々知ってるし、
それってすごい事だと思います。（たまにわがまま過ぎてムカつきますが…）←敬ってない若者代表な私…
そんな大先輩たちが、もはや自分の行動すら自分で理解できなくなる状態だなんて…。
中にはご本人で自覚している方もいますが、『身内が近くのいないのよ…』という現状が多いんです…。
なんかこういうのって実際に目の当たりにすると、かなり悲しくなるんですけど、それは私だけでしょうか…。(T_T)
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