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2006/05/09(火)
連チャン最後は、やっぱり変な客
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はぁ〜。やっとこ明日、休みがきます。四日間10時間労働は長すぎる〜!(>_<) さて、その四日出最終日の今日、ありえない問い合わせをしてきたおばちゃんがおりました…。 そのおばちゃんは、どっかのサイトのプリントした紙を持ってきたんですけど、紙にはこう書かれておりました。 『ダイヤモンド社の地球の歩き方シリーズの「ロシア」は、改訂版が5月20日に発売です!』
『地球の歩き方』シリーズとは、ダイヤモンド社が出しているガイドブックですね。 かなり細かく地域別に分かれて種類が出ているので、海外旅行する方にとっては、けっこう王道ガイドブックシリーズです。
さて、このおばちゃんがどのようなありえない問い合わせをしてきたかと言うと…こんな問い合わせでした。 「この本、5月20日に発売なんだけど、在庫ある?早めに手に入れたいんだけど」
ある訳ねぇーだろっ!!!!だって『5月20日に発売』って書いてあんじゃん!!!今日は9日じゃ!ボケぇ〜!!! どうしてまだ発売されてない本が、書店にあると思うんでしょうか…。(-_-;) 以前、私とは違う本屋で働いていた友人と共に語った事があるんですけど、客の中には本気で本屋が裏でせっせと 本の製本作業(ようするに本を作る事)をしていると思っている人がいるんですよ…。(^_^;) 「そんなアホな事を考える奴、いるわけないじゃん〜!(笑)」と思われる方がいるでしょうが、実際はいるんです! この話は冗談抜きの大マジなのです!
よく多いのが、新潮文庫で文句を言ってくる客。 実は新潮文庫は製本の仕方が(確か…)フランスでやってた方法らしく、文庫の上の断面がワザとデコボコになってます。 (暇な人は本屋に行って新潮文庫の上の断面を見てみましょう〜!(笑)) それを「ちゃんとキレイに裁断したモノにしてください!」と言いに来る奴がいるんですよ…。 キレイに裁断って…。本屋で本作っている訳じゃないんだから、そんなの新潮社に言ってよ…。(T△T) なぜ私がこんな事を知っているかというと、その昔、そういうクレーム言ってきた客がおったんです。 その時、その客を受けた(もう辞めてしまった)お兄さんは、わざわざ新潮社に製本の仕方の歴史を聞き、丁寧に客に説明してました。 初めは出版社に言ってくれと言ったんですけど、その客は「そっち(うちの本屋の事)のミスだろ!」の一点張りだったので…。 えっと、こんなアホな事考える人は絶対いないと思いますが…一応書いておきます。 皆さん、本屋では裏とかでせっせと本は作ってませんからね〜。作ってるのは出版社さんですよ〜。(^△^;)
よって、発売前の本が書店にある訳ないんです! ですが、このおばちゃん。「私が無理です」と断った後も別の従業員に同じ事をきいて断られてました。 発売するまで待てよっ!じゃなきゃ、古い改訂前のガイドブックでも使ってろぉー!!!!(>□<) 世間知らずという範囲を超えている客が多いのは、本屋の特徴なんですかね…?それとも私の所だけ?(-_-;)
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