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2007/05/04(金)
またDVD
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教習所の帰りにDVDをまた借りてきました。(^_^;) 今回は洋画と邦画それぞれ一作づつです。
邦画は「乱歩地獄」。浅野忠信さんが主演の映画ですね。 前に借りようとした時は、レンタル中で借りれなかったんですが、今回は借りる事が出来ました。 上映当時、「残酷なほど甘く美しい」みたいなキャッチコピーだった記憶があったので、楽しみにしてたんですが…。 私の期待していたような映像美は、特に感じられませんでした…。(-_-;) しかも話が全く訳がわからない…。もう意味不明です。 ついでに浅野忠信さんのあの長髪、何とかならないんでしょうか…。 折角いい俳優さんなのに、あのむさ苦しい髪型でカッコよさ半減している気がするのは私だけでしょうか…。 (↑ファンの方、いたらごめんなさい) そういう意味だと、この映画には出ていないので関係ないんですが、オダギリジョーさんも勿体無い気が…。 私は好みのタイプではないんですが、この方も世間一般では、かなりの美青年に属しますよね。 でも…浅野忠信同様、髪型でかなりカッコよさを失っている気がするんですよね…私。
おっと!話がズレてしまいましいたね…。 「乱歩地獄」の映画自体は、江戸川乱歩の映像化不可能と言われている3作品を映画化したものです。 「鏡地獄」「芋虫」「蟲」の三作品ですね…。 元書店員な私ですが、江戸川乱歩は新潮文庫の「江戸川乱歩傑作選」で二作品読んで挫折しました…。 まずトリック云々の前にマニアックな人間が出過ぎです。 今回の映画でもそうなんですが、一話目の「鏡地獄」では、成宮君演じるナルシスト和鏡職人が出てくるし、 二作目の「芋虫」では、戦地に行かせないようにと両腕両足を切断した夫を芋虫状態にし、異常なまでにその姿の夫を愛する妻が出てきます。 (この1・2作品は江戸川乱歩の代表作の「明智小五郎」シリーズでの話みたいです) 最後の「蟲」については、対人恐怖症気味の男が一人の女優を異常なまでに愛し、精神を錯乱させていく話。 もう…死体愛好家?と言う感じの異常な愛し方です。はっきり言って気持ち悪いです…。 ようするにミステリーというよりは、もう鬼畜さや精神崩壊がメインの話という印象ですかね…。(^_^;) 期待していた映像美は?これなら「さくらん」見た方が、映像美を堪能できたぞ?
二作品目は洋画の「8人の女たち」です。 とある金持ちの家で、物語はその家唯一の男である一家の大黒柱の主が殺される所から始まります。 その家には奥さんの母親とその娘、殺された旦那の妻と娘が二人、屋敷のメイドが二人、最後に殺された旦那の妹の8人が登場。 一体誰にその屋敷の主人は殺されたのか…お互いにお互いを疑い合う8人の女達は、そのアリバイ証明をしていきながら それぞれの抱えた秘密をばらしていくという感じでストーリーは展開。 これ…レンタル屋でもポップに「最後まで先が読めない」と書いてあった通り、ギリギリまで真実がわかりませんでした。 そしてミステリーというには、ちょっと違う感じのジャンルです。 女8人がそれぞれ抱えてる問題が少しづつ暴かれていくのが面白い感じですかね? しかも出てる女優さんはかなり大物です。カトリーヌ・ドヌーヴとか出てますし。 その8人の女達には、それぞれ「見せ場」みたな所があって、必ず一人につき何故か歌い出す場面があるのも、ちょっと笑えます。 でも…ミステリーを期待していた私には、ちょっと的外れな感じ…。 女優さんの衣装のデザインなんかは、非常にキュートでお洒落なので見ているのは楽しいんですけど、話はちょっと物足りない感じが。 まぁ、先が全く読めないという点では二重丸ですけど、ミステリーとしてはあまり面白くなかったです…。
と、こんな感じで偉そうに映画の感想を書いている私ですが、その3時間前までは、教習所のキャンセル待ちで 三浦しをんさんの「人生激場」というエッセイで「胸毛」に関して熱く語っているページを読んでました…。 三浦しをんさん…面白いけど、かなり変な人です…。作者紹介の写真では結構美人な人なのに…。 もう腐女子街道まっしぐらな感じいっぱいのエッセイでした。(^_^;) もし女性で読んでみようと思っている方は、くれぐれも公共の場で読むのは控えた方がいいです。 だって読んでいる時につい噴出しそうになるんで…。もし読むなら自室か、あるいは周りから変な目で見られる覚悟で、どうぞ。 男性の方は、くれぐれも乙女に対しての夢や幻想を強く抱いている方は読まれない方がいいと思われます。 はっきり言って、粉々に夢や幻想を打ち砕かれますよ…。まぁ、エッセイの内容はかなり面白いですけどね。(^_^;)
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