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2008/08/30(土)
人は年と共に見方が歪む…
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どうも。会社の要望の試験には受かりましたが、嬉しくない悠です。 だって試験レベルを1ランク落として受けたので、次に絶対上の級受けさせられる…。 何で業務に関係ない事をさせるんだろうなぁ…。 その資格を持っていて、自分にとって、どんなメリットがあるんだろう…。 会社にとっては社員のレベルがいいというアピールになるだろうけど、受けさせられる方は、その勉強に割く業務外の時間と、金を出してもらうなら、絶対に合格しねければというプレッシャーで、ますます通常業務のやる気が喪失します…。 効率が上がる為にやっているのか、下げる為にやっているのかよく分からん…。 まぁ、企業の考える事なので、きっと無駄な事に力を注ぎ込むのが好きなんでしょうね。 私はもう辞めると決めたので、関係ないけど。
さて、話が代わりますが、そんな無駄試験を受けさせられた帰りに、私は前から欲しかったDVDボックスセットを購入! 土日にのんびり見ようと思って、買ったのです。 買ったボックスセット…それは洋画の『赤毛のアン』の三巻セットです。
今まで結構本を読んできた方の私ですが、高校の頃にハマったのがこの赤毛のアンシリーズ。 読めど読めども止まらなくなる! 頭が良い癖に、想像癖(妄想癖の方が正しい気がする…)のすごいアン。 その結果、色々なトラブルを起していきますが、最後は皆、アンのチャーミングな魅力に魅了され、彼女を慕うようになっていくんです。 でも一番面白いのが、「何でそんな事になるの!」という位のおっちょこちょいっぷり!(笑) 普通の人ならそうはならないだろうというトラブルをアンは、よく引き起こします。 その原因は、ぼうっと空想(妄想だろう絶対)に思いふけって、違う世界に行ってしまう思考。 何かの作業中にそれをやってしまい、かなりのトラブルを起していきます。 それとおしゃべりの量が凄い事、凄い事…。 映画の方ではアン本人曰く、「私は言いたい事の半分も言っていない」と言ってますが、「いや、それだけしゃべって半分もいってないの!?」というくらいおしゃべりな女の子。 アンのそういう所にきっと読み手の人々は、惹かれていくんだと思います。
でもわざわざDVDボックスを買わなくてもいいのでは? 実は私、昔地上波で放送されたこの映画を録画していたんです。 でも…最近テレビデオのビデオの機能が壊れました…。(TへT) なので、泣く泣く購入したという訳です。 まぁ、ビデオよりもDVDの方が再生楽だし、アンのDVDはいずれは買おうかと思っていたので…。
でも前に見たのは学生の頃…。 今見ると、色々その時より違った印象を受けます。 高校の頃見た時は、何度も何度もアンに無視されつづけても頑張っているギルバートに「いや〜、あんた偉いよ!その一途な愛情!」と感じていましたが、今見ると…「ギルバート…なんかストーカーチックに見える…」と、歪んだ風に見えてしまいます。 いや、結局この人、根性の末にアンをゲットしてしまうので、相当アンの事が好きなのは分かるんですが…。 アンと親友のダイアナが、楽しくおしゃべりしている時に木の陰からこっそりアンを盗み見ているそのシーンが、今見ると、どうしてもストーキング男に見える…。 何故だ…。彼は何も悪くないのに…。歪んだ愛情でなく、アンを見守っているだけなのに…。 いや、むしろ一人の女性をそれほどまでに深く愛せる凄いヤツだ! なのに、なのに〜!どーしてもストーキング男に見えてしまう自分は、一体どうしたんだぁ〜!(>□<)
恐らく…私のモノの見方が、大分歪んでしまったんだと思います。(泣) ああ…あの頃の私のピュア・ハートは、一体いずこへ…。 年をとり、大分心や感じ方も穢れたと自覚せざるえない悲しい思いをしました…。 それでもやっぱり、アンは面白い! いいんだ…歪んだ目でしか見えなくなってしまったとしても…。 例え、高校時代に私の中で「読んだ本の登場人物のいい男ランキング」の上位だったギルバートが、ストーカー男にしか見えなくなったとしても…。(-_-;)
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