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2004/01/13(火)
フェチ考
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TVドラマ「乱歩R」の藤井孝は期待どおりの大根さでしたが、一徳と大滝のキンチョールコンビが良い味わいを醸し出していたように思われます。あと武田鉄也の黒い役どころも良かったです。素のまんまぽくて（死）
乱歩といえば筋肉少女帯、人間椅子といえばイカ天を思い出すバンドブーム世代のワタチ。江戸川乱歩の作品は高階良子のホラー漫画（黒蜥蜴など）でしか読んだことがありません。「血まみれ観音」が一番のお気に入りでした。…って、そりゃ横溝正史だよ！（ギャフン）
そういや先日バラエティ番組で「最近の住宅物件にはDENという表示の部屋が増えている」と紹介されていました。DENとは英語で獣の巣穴とか隠れ家といった意味なのだそうです。養ってあげているはずの息子や娘に平均4.5〜6畳の部屋を取られ、DENというカッコイイ名称とは裏腹に２〜３畳の部屋しか与えてもらえない世帯主…。何やら目頭が熱くなってきました。それでも背もたれフッカリ＋脇息ゆったりエグゼクティブな社長イスひとつ置くだけで魂の休息が得られるのですから、「家に居場所がない」と外に居場所を作られることを思えば安いもんです。
人間椅子に出てきた「肌触りフェチ」のように世の中には色んな種類のフェティシズム（萌え）がありますが、「間取り」に萌えを見出す人もいるそうです。その名もマドリスト（自称）このマドリストさん、「こんなけったいな間取りに一体誰が住むねん！」といったダメ物件のページ見つけては切り抜いてスクラップ保存していたものを、本にまとめて出版しているそうです。ああ読みたい…。そんな私こそ、やたらダメ系グッズに萌えがちなダメリストなのかもしれません。
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