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2004/03/06(土)
グララアガア。グララアガア。
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本日のタイトルが何かというと、宮沢賢治の作品「オツベルと象」に出てくる象の泣き声の表現です。
今日、通院の帰りに100円ショップに寄ってみると、日本の名作文学をポケットサイズの本にまとめたシリーズがいっぱい並んでいました。夏目漱石や芥川龍之介、太宰治や菊池寛といった、国語の教科書で一度は読んだことのある作品ばかりです。1冊の本に何話かづつ掲載されています。
とりあえず一番懐かしかった宮沢賢治を選んで2冊(2種)買いました。帰りの電車の中で読んでみると、懐かしい物語のはずなのに「あれ?こんなオチだったっけ?」という作品がけっこうあります。あの有名な「注文の多い料理店」のオチでさえも忘れている自分がいました。
そんな中で「オツベルと象」を読んでいると、最後の1文を目にした途端、中学生の頃の授業風景が一瞬にしてフラッシュバックしました。
「おや(※原文では一文字が判別不明)、川へ入っちゃいけないったら。」
という結びの一文です。直前までの内容とは全く関連性がないのに、唐突にこの一文で締める……これが文学ってやつなんでしょうか?国語の先生はこの点について全く触れないままこの回の授業を終えてしまったので、子供心に不本意だったのを思い出しました。のんのんのんのんのん(お話に出てくる脱穀中の音)
さて今日の写真は、友人C嬢の初サイン会のお祝いに贈った花です。アレンジメント専門店でプードル2匹をモチーフに作ってもらいました。発送完了の報告と一緒に写真を見せてもらいました。
発送中に中身が崩れて、ワンコ型がウンコ型にならんでよかった(笑)
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