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2004/05/21(金)
刺青
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唐突ですが刺青(いれずみ)と刺身(さしみ)って紛らわしいですね(笑)タイトルに書いてみて「おりょっ?」とか思ってしまいました。
今日は久々の上天気に気を良くして3回も洗濯機を回し、同人誌のゲストに誘って頂いた原稿に着手したりと、楽しい一日のまま終わる予定だったのに…ああ、それなのに…
おふくろすまねえ…親からもらった大切な身体にスミを入れてしまいやした(涙)
テーブルに置いてあったボールペンをペン立てに戻そうとしたその時、プツリ…指先の肉に何かが刺さるイヤ〜な痛みが走りました。「あ、ペン軸にペン先を付けたままにしてたかも」とその瞬間思い当たりましたが、「ペン先ならインクがこびりつかないように毎回洗ってて大丈夫♪」と安心しつつ傷口を見てみました。ところが噴出してくる血を舐め取ってみて初めて事の重大さに気がついたのです。
ギャース!ペン先ちゃうやん!鉛筆やん!
私には過去にも同じ経験がありました。ゴミ箱につまづいてよろけた瞬間、机に並べてあったデッサン用の鉛筆(芯を3p以上長く鋭利に削ったもの)に手のひらを付いてしまい、ブッスリと刺したのです。その時のスミ(炭)は約20年経った今でもそのまま残っています。今回の傷もかなり深く刺したので、おそらく一生消えることはないでしょう。
こんなひと刺しでもかなり痛いのに、アボリジニやネイティブインディアンでもない日本人が高い金を払ってタトゥを入れるんだからスゴイなあと呆れ…ゲフン!ガフン!ゴフゴフ!いや考えさせられます。タトゥという横文字を使えば一見ファッションのようですが刺青には変わりなく、日本に住む以上、公営プールにも共同浴場にも入れない、世間との隔たりを余儀なくされる代物であることは事実です。ただしそれらを引き換えにしてでも、一生かけてやり遂げたい信念をいつでも思い返せる戒めとして身体に刻む人もいますので、彫師という職業も存在している以上、全く否定する気はないのですが。
まだ義務教育すら終えてないハナタレ小僧や小便タレ娘が、カッターナイフで彼女や彼氏の名前を彫ったりしてる姿や、ミュールを履いた素足の甲に「CHANNEL」とロゴを彫ってる(シールにしとけよ!)そんなクルクルパー(死)に至ってはもはや笑いの対象でしかありません。レーザーで焼いたって完璧には消せないのにCHANEL社がつぶれたらどうすんの?それよりそこまで愛するブランドならスペルぐらい正確に憶えようよ(爆)
若気の至りで彼氏彼女の名前を彫っちゃった人は、大抵タバコの火を押し付けて焼き潰したという話ですが(うげえ)どうしても消せなかった場合、別れた後も似たような名前の人を探すしかないんでしょーか。ヒロシ→ヒロジとかマキ→マキコとか。
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