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2004/06/22(火)
四畳半の宇宙遊泳
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4週間ぶりの検診に行ってきました。初期の頃はエコー診で確認しない限り、赤さんの生存確認ができませんでしたので毎日が不安でした。
けれども胎動らしきものが感じられるようノなってからは「お?よしよし♪生きとる生きとる」と明確なコミュニケーションらしきものが取れるようになって嬉しいです。あまりに元気が良すぎて夜中にくすぐり起こされる毎日ですが安定期ならではの充足感があります。
そんなわけで新しい病院の担当医に会うのは今回が2度目だというのに「この4週間に何か心配な事はありましたか?」と訊ねられても「いえ、機嫌良うしてました」という、医者冥利に尽きない返答しか返しようがありません(汗)本当は湿疹が出だしたことやオパーイのことなど、それなりにあったはずなんですが、数年間における不妊治療の反動が大きいのかやっとできた今更どうでもいい質問のように思えてしまう自分がいます。
担当医は個人ホームページの運営者で、身分を明かした上で婦人科医療についての質問BBSまで設けて、忙しい合間にマメに回答を付けておられます。会話に詰まったいきおいでつい「あ、そうそう!先生のホームページ、拝見しましたよ」と切り出してしまいました。
「いかがでしたか?何か参考になりましたか?」 突然、医師ではなく1人のサイト管理者として瞳を輝かせつつ訊ねる先生(死)
その瞬間の私が飲み込んだ言葉は (一番手の込んでそうな画像ページ…スプリクトエラーが酷くて見えないです)
「しっ、質問BBSすごいですね!毎日お忙しいでしょうに、丁寧な回答を付けておられるのに驚きました」
「いやあ、セカンドオピニオン(担当外医師の見解)の存在は必要ですからね」 (やべえよ〜素人相手に医療専門用語まで出てきちゃったよ〜)
「た…確かにそんなの自分の担当医に尋ねればいいのにといった質問が殆どですね」
「…そやろ」←先生、素に戻ってる。
「いっ、いや!患者は大抵、忌憚の無い意見を述べてくれる存在を求めてるものですよ!」 (先生もはや目を合わせようとしない…テンション急降下)
私どうやら両足で地雷を踏んでしまいました(死)
それから1時間ほど待って、連れ合いと一緒に超音波検査室に入り、別の先生に経腹エコーを見せてもらいました(※家族立会い見学は、診察とは別に実費のかかる予約制)
連れ合いは先日ビデオを見たばかりでしたので感動はやや薄かったようですが、それでも身を乗り出して画面に見入っていました。やはりリアルタイムの動きは感動もひとしおだったのかもしれません。
ファイティングポーズを取りつつ、狭い隙間でモゾモゾ動き回る赤さんがどうにも窮屈そうに見えたので「いつも狭そうに見えるんですがこんなもんですか?」と訊ねたら、
「見えないだけで充分広いんです。何も置いてない4畳半部屋の壁にもたれて座る人と同じようなものですね」という答えが返ってきました。
そのとき私の脳裏に浮かんだのは紛れも無く男おいどんの世界でした。まだ男の子か女の子かも判らないけれど(笑)
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