Spiral Lovers Diary
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2004/07/20(火) 4週間目にこんにちは
今日のタイトルは…え〜と昔のダスキンのCMソングだったはず。子供の頃に母がお試し期間を利用したら3日経たずに真っ黒になりました。あれはそのまま頑張っても一応4週間もったのかな(疑問)

本日は4週間ごとの検診日でした。来週7/30の木曜日からは7ヶ月目に入りますので2週間ごとになるそうです。

4週間ぶりの検診ということもあって、担当医に訊ねたいことはそれなりにピックアップしていたのですが「赤ちゃんは小さめですが母体の体型を考えればそんなもんです。母子ともに何の心配もありません」の一言を聞くなり、頭の中から質問項目が全部消えてしまいました。

それでも4週間ぶりだし、予約しておきながら1時間も待ったので何か訊かねば損だとばかりに「巻き爪の処置で皮膚科にかかってもいいですか?」だの、担当医にとっちゃ妊娠状態について以外どうでもいい内容の質問までする流れに(死)

その流れのなかでちょっと面白い話を聞きました。産褥熱や産褥ショーツ、産褥ガードルといった風に使われる「産褥」の"褥"の意味です。

褥=この一文字は古い言葉で「しとね」と読みます。布団のことです。出産は出血を伴なうので大昔は神聖というより不浄の行為とみなして布団を別にしていました。その為、不潔な環境のせいで細菌感染による産褥熱が後を絶たなかったそうです。

医療の現場では当たり前に使われていますが、妊娠ビギナーにとっては馴染みの無い言葉なので「産後」と置き換えて説明することもあるそうです。担当医は「一般的に使われてても産褥って表現は本来あまり良い言葉ではないんですよ」と教えてくれました。

続けて担当医は「僕は産褥グッズや腹帯の類はわざわざ買わんでいいと思ってます。」と話していました。昔の人が母体を締め上げることで胎児を小さく育てたり、母体に無理な仕事をさせる手段だったからなんだそうです。

「普段は腹帯してますか?」と訊かれたので「気合入れて体動かす時ぐらいです。日常は毛糸のパンツとか腹巻で過ごしてます」と話したら「それはいいですねえ」とグッジョブ太鼓判を押してもらいました。

余談はどんどん弾み「腹帯で有名な犬印はあるのに、なぜ猫印は無いのか」という話も教えてもらいました。安産の象徴である犬とは対照的に、猫は難産だからなんだそうです。

いつも産婦人科の中待合室では診察中の会話が丸聞こえなんですが、大抵は深刻な病状説明が耳に届きます。本当ならこんな雑談をしている間に、もっと時間を掛けた話をしないといけない患者さんもいるわけです。こうして日記に書いてみると、なんだか申し訳ない気がしてきました。

けれどもあと約4ヶ月程で出産という命がけの仕事を迎えるにあたって、これからお世話になる医療現場スタッフの方々と、ある程度のコミュニケーションを取っておきたいという気持ちもあるのです。まあ予定日直前には1週間に1〜2回行かないといけないとも聞いてるんですが(爆)

今日も検診が終わってから連れ合いと一緒に立会いエコー見学を楽しみました。現在の体重を計算してもらったら520g程だそうです。順調に育てば予定日にはこの5倍か…羊水も含めたらさぞかし重いんだろうなあ。

さすがにもう全身は映りませんでしたが、指しゃぶりのような仕草と内臓のパーツが前回よりハッキリ見えるようになってきました。性別判断も可能性が高まったようです。

生まれるまでのお楽しみとも思っていましたが、大きく育った画像を見れば素人目にもちんこがあるかないかぐらいは判りましたので、お腹と一緒にまだ見ぬ子のビジュアルイメージも膨らんできそうです。親の欲目は8割増しで(笑)


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