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2004/08/07(土)
模擬戦
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こんにちは、夜中12時半から2時間に渡って地獄を見た女です。
うんにゃ訳で今日の日記を書いているのは翌日です。
「9時に閉店する店でおみやげを買ってきてやろうか？」と話していた連れ合いが、後輩と隣町へ酒を飲みに行ったきり11時を過ぎても帰ってきません。そのうち雷と雨が酷くなってきたので、車の迎えがいるのではないかと心配になって、携帯へ何度も電話を入れたのですが全く出ない状況です。
家から徒歩で15分ほどの場所にあるJRの駅から電車に乗って行くと聞いていたので、道の途中にある真っ暗な公園で身包み剥がされて素っ裸で転がってるんじゃないだろうか？素っ裸ってことは夜空を仰ぐ無防備な避雷針に雷が落ちたらどうしよう（死）笑えるな（さらに死）…そういや避雷針と平井堅って一字違いだな（脱線）と、しまいには現実逃避に走るほど心配で心配でたまりませんでした。飲みに行った場所といい、うちの近所といい、田舎にしては物騒な事件が多い地域なのです。
12時半になってようやく後輩の方から電話が入りました。
「車で送ってきたんですが、○○さん泥酔しちゃってて動けないんです。今マンションの前です！」
慌ててマンション玄関まで降りて見たら、連れ合いがゴミ捨て場に転がったまま悶絶していました。服もカバンも吐瀉物でドロドロに汚しています。もし今の私がつわり中だったならカラスに襲われようが間違いなく放置しているところです。送ってくれた人には、お詫びやお礼もろくにできないまま帰ってもらいましたが、高価そうな大型車を汚している可能性を考えると頭がクラクラしてきます。
身重な私ひとりでは動かしようがなかったので、家に何度も足を運んでは飲料水を飲ませ、濡れタオルを取り替えつつ、ビニール袋に吐けるだけ吐かせました。元々アルコールに弱い人でしたから救急車を呼ぶことも念頭に入れていましたが、昏睡までには至らず、会話が成り立つ程度に意識はしっかりしていたので止めました。おたんこナース読んでてよかったあ（涙）
２時間後ようやく自力で動けるようになってから家に入り、吐いたものが喉に詰まらない様に横向きに寝かせて一安心。私もようやく眠りに就くことができました。
さて今からは洗剤水に漬けておいたの汚れ物をまとめて洗わなければ。地獄は続くよどこまでも。あーもー腰痛が悪化して死にそうです。自分以外の人間が吐いたり出したりした物を手洗いするなんざ家族でなけりゃできません。介護職の人を心底尊敬します。
今年の冬からはププルンの世話が始まり、いずれ将来はダンナの下の世話が待っていると考えれば、一晩ぐらいのことでガタガタ言えない（けど言わせてくれや！）な、お母ちゃん予備軍なのでした。
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