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2005/04/28(木)
おかんとカリアゲ
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実家の理容室にて母にププルンの散髪をしてもらいました。生まれてから初めての散髪ですので、切り落とした髪から記念の小筆を作るのだそうです。委託による制作費はピンキリですが筆1本でも最低価格1万円以上はします。ももも、もったいなくて使えない!
赤ちゃんの散髪を得意とする母には夢がありました。いつかは店で自分の孫の散髪をするという夢です。私の結婚から数えて、来月には13年目を迎える今日それがようやく叶ったわけです。
母さん… ププのカットは湿疹のできやすい耳元だけって言ったのに… 切る量は筆を作るぶんだけだって言ったのに…
あれほど言ったのに…
なんでバリカン使って刈り上げてるのさ! (怒りたいのに爆笑)
てっぺんを飾りゴムでくくれるよう、ププご自慢の妖怪アンテナみたいなトサカはそのまま残してもらいました。なんというか「花のあすか組」や「ビー玉のお京」を通り越して中国雑技団の子供みたいになっています。テクノカットとかいうアレです。
こうなるとファンキー気味なショートヘアだった姑(故人)にますます似てきました。どうやら息子は母に、娘は父に似るという法則はほんまもんのようです!おばーちゃんとうりふたつなププの寝顔を眺めていたら、なにやら新たな持論が生まれました。
【自分の子供が女の子だったら】 将来自分と同じように子供を出産してくれる期待。それだけに孫の存在は可愛いが、孫の容姿は娘の嫁ぎ先に似ている可能性大。
【自分の子供が男の子だったら】 将来は嫁に取られてしまい、孫を産んでくれるのもアカの他人。しかし生まれた孫の容姿は自分に似ているので可愛いさ倍増の可能性大。
まあどっちに転んでも愛情は湧くようにできてるようです(笑)おおらかで楽しい人だった姑はププの顔を見ることもなく数年前に亡くなってしまったけれど、ププの存在を通してまた会えたみたいな気がしました。
とまあ、カリアゲネタからちょっといい話で〆てみました。
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