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2005/04/08(金)
大願成就
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連れ合いが昼過ぎ出勤日ということで、ロッテリアで昼食を買って近所の公園へ花見ランチに出かけました。
去年の今頃はププルンがお腹にいることが判っていたのですが、胎芽がかなり小さいということで医師から「来週心拍が確認できなければ、今回も諦めて下さい」と告げられていました。
藁にもすがる思いで医師の勧めによる低アスピリン療法(※血栓予防薬)を始め、とにかく葉酸をしっかり摂りました。少しでも胎盤の血流が良くなるようにと泣きながらスクワットをやったり(無謀)桜の咲く道を歩いて歩いて「来年は3人でお花見に来ようね。約束ね」とお腹をなでて語りかけました。
その散歩の帰り道でドラッグストアに寄ったのですが、不思議なことに和菓子やお煎餅が大好きな私がそれには目もくれず、普段なら絶対に買うことの無いタイプの洋菓子に手が伸びました。クリームパピロです。
買って帰ってから堰を切ったように袋を開けて、一気に4〜5個ぐらい食べてしまいました。とにかくクリーム系の甘いものが欲しくて欲しくてたまらなかったのです。つわりが始まりかけた頃でした。
次の検診(日記を読み返したら昨年の4/2)で心拍が確認された時は診察台の上で泣きました。今思い返せばププルンからの「だいじょうぶ!私ちゃんと生きてるよ」というサインだったのかもしれません。
あっという間に一年経って、去年お腹の上から撫でてあげたププを今年は腕に抱いて桜を見上げることができました。来年は自分の足で立って桜を見上げていることでしょう。彼氏ができる年頃になっても家族で花見に出かけてくれる子に育ってくれたら嬉しいんだけどなあ。
今となってはププがお腹にいたしんどい時期が大切な宝物になりました。「一生においてそうないことですから、胎動を怖がらずに存分に楽しんで下さい」とアドバイスして下さったある方にとても感謝しています。
【本日の画像】 お花見のワンショット。ピンボケじゃなくて後からボカシ処理を3重にかけてます。この公園の桜は開花が遅い種類らしくてまだ六分咲きといったところでした。
それにつけてもププルン存在感ありすぎ(重)もしもおまえがインディアンの娘だったら「あばれる米ぶくろ」と命名されているところだよ。
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