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2003/12/15(月)
ひとり
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ワタシの1個下の後輩がHPを持っていて、日記を掲載してるのですが この前ちょろっと覗いたら
『やっぱり、人間はひとりなんだと思う』
というようなことを書いていて 少し、寂しくなりました。
彼女は今実習中で、とても大変なんだと思う。 実際、ワタシも大変だったので。
というか、基本的に大変ではない実習はほとんどないと思う。 実習は身体的・精神的に辛いものだと、この3年間で思わなかったことはない。 何が大変かと云うと、日々のレポートが大量だということと、 そのレポートが自分の思ったこと考えたことについて書かなければならなく、 嫌が応にも自分の見たくない部分まで考えなければならないということ。 そして、“わからないことがわからない”という 自分の無力さを、無能さを、突きつけられること。 (ついでに、担当教官が合わないと辛さは倍増する。 ←顔を合わせたくなくても、教官からの指導が毎日あるから。)
ワタシの場合、酷いときは徹夜で一週間過ごした。カフェインは欠かせなかった。 ご飯は勿論喉を通らない。顔色が悪いけどメイクで隠した。肌はボロボロだった。 そうなると精神的にも荒れてきて、胃痛が常にあった。 違う学校の友達に「週末遊ぼう」とか「頑張って」とか言われると、本気でムカついた。
そんな中でもワタシは 自分の考えが足りなくて、上手く出来なくて、実習先から泣いて帰ってきて ロッカー室でただただ俯いていた時 そっちだって疲れてて忙しいのに、ずっと傍にいてくれたりとか、 「どうしたのー?」「分かるよー、私も泣きたくなるもん」って声掛けてくれたりとか、 何も言わずにお菓子くれたりとか、 頭とか背中とかポンッって撫でて行ってくれたりとか、 そんなに皆と仲良かった訳でもないのに、皆がそうやって励ましてくれたから
『自分はひとりじゃないんだぁ』
って思ったんだよなぁ。
『他人はワタシが思っているよりも、ずっと優しい。』
そう、思ったんだよなぁ。
彼女はひとりで戦っている。
でも、 大変な思いを同時期にしている仲間達がいるんだから、支え合えると思う。 どれだけ関係が希薄であっても、ひとりではないよ。
今週で実習が終わります。 この1週間で、いや、そのあとでもいいや。 落ち着いて振り返れるようになったときでいい。
彼女が何かを掴めたら、いい。
ひとりでないことを気付けたらいいと願っています。
BGM# SOFFet「人生一度」
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部屋にこたつを出しました。 今こたつに入りながらネット中。 ついでにみかん。 さっきは飼い猫が こたつのまわりをうろうろ。
ザッツ日本の冬って感じですね。
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