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2003/12/27(土)
維持、意地。
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「明日があるさ the movie」やってましたね。後半から見てました。 意外と面白かったです。
そんでですね、その中のロケットを作っている博士の台詞で
“ロケットを造ってるのは、夢なんかじゃないんだ。これは意地なんだよ”
というものがありました。 聞いた瞬間、うーん、と思わず考え込んでしまいました。 これは実に自分にも当てはまるんじゃないか、と。
ワタシは専門学校に行っています。 専門学校というとこう、夢に向かって一直線!というか、 一般的にバイトしたり合コンしたりってイメージがあるようです。 (先輩とかに専門行ってますーというと、大抵この手のことを聞かれるので) でもワタシが行っているのはまぁぶっちゃけ看護学校なので、 そんなイメージとは全く違う現実ですわな。 前にちょびっと実習の辛さについて愚痴ったことがありますが、 そんな辛いことだらけの学校なので、大抵の人は『やめたい』と口癖のように言う訳です。 っつか、口癖です。 でもほんとにやめてしまうのは片手に足るくらいの人数です。 なぜなら、みんな『やめたい』のあとに、こう言うから。
『でも今やめたら、これまでやってきたことが全部無駄になるし。』
要は、これまで苦労してきたことが無駄になるのが勿体無いから。 『やっぱり看護師になりたいし。』ではない訳ですよ。
これってつまり、意地、ですよね。
実際として、“将来の夢はなんですか?”と聞かれたらワタシは、 「看護師になることです」ではなく「結婚することです」とか答えそうな気がします。
夢 …大きな希望。 意地…思っていることをどこまでもやり通そうとする心。 (旺文社 標準国語辞典 改定新版より)
専門職を目指す学校ゆえ、入学当初は夢を抱いていたわけですよ。一応。 それがいつの間にか意地になっている。 これは、抱いていた思いに現実味が増したということなのでしょうか?
良くも悪くも、それだけじゃない気がするんだけどなぁ。
BGM# スガシカオ 「アシンメトリー」
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