|
2004/01/17(土)
自己犠牲の必要性
|
|
|
昨日はテレビで「風の谷のナウシカ」やってましたね。 もう何度も見ているのに、やっぱり見てしまいました。 でも最初に見たのは小学生のときとかだから、全体的な流れしか分かってなかったんだなー。 今見ると「こんなこと言ってたんだー」的なことをやたらと感じます。 でも初めに見たときと変わらないのは、腐海の森を美しいと感じること。
ところで私はナウシカというと、歌い手のさねよしいさ子さんがHP[http://www.officek.jp/plum/]で書いてらした このコラム[http://www.officek.jp/plum/sakubun/006.shtml]を思い出します。 (途中の、実際のMCを文章化したところです)
傷ついて怒りに我を忘れてる者に必要なのは、カルシウムなんかじゃありません、 ハッキリ言って、『いけにえ』の方が必要なんだから、 さっさとアナタもわたしの苦しみに引きずり降ろされてくれればいいんです。 いっしょに苦しんで下さいよっ! もうっ!!
ナウシカは谷を、谷に住む皆を守るために王蟲の前に立ちます。そして王蟲は足を止める。 “怒りに我を忘れた”王蟲の暴走を止めたのは、ナウシカの犠牲があってのことです。
やなせたかしさんは、アンパンマンのテーマとして自己犠牲がある、とおっしゃられています。 顔を食べさせることで自分は弱くなる。 でも弱っているものがいれば、自分の不利を推しても顔をあげるのです。
そういえば昔は“お国のために”と命を落としていった時代でした。
自らの体を、命を呈して、何かを守るということ。
私はそんなことが出来るだろうか?
そこまでして守りたい「何か」があるだろうか?
何よりも自分を大切にしてしまって、いいのだろうか?
そんなことを、ふと考えてしまった夜でした。
BGM# ハナレグミ「ハンキーパンキー」
|
|
|