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2004/06/28(月)
せつないもの
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わたしは「むねがぎゅうとなる」という表現をよく使うのですが、 それは実際にわたしが「むねがぎゅうとな」ってむねの辺りが痛い、ということを経験したことがあるからです。
そしてそれはいわゆる“せつない”という感じを抱いたときに起こります。 おそらく血管が収縮して一時的に血液の流れが悪くなるから痛みを感じるのではないか、と思うのですが。
別にわたしは狭心症などの心疾患はありませんが、 胸の真ん中の胸骨の奥あたりが「ぎゅう」となって、ひどくひどく痛むことがあるのです。 たまに息すら苦しくなって、時に涙を喚起します。
しかしなぜ神経回路は丁度むねの位置辺りの血管を収縮させて、痛みを感じさせるのでしょうね? それは一体、何のために必要だったというのでしょう?
とてもとても不思議です。
感情が湧き出るところを、わたしたちは「こころ」と呼んでいます。
こころは心臓である・心臓にある、とは思わないけれど、 確かにその辺りが痛むことがあるのです。
やっぱり、とてもとても不思議です。
こういう日々感じるものの謎を解明してほしいなぁ。
BGM# クラムボン「便箋歌」
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