気まぐれ日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年1月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2009/02/02 音あわせ!
2009/02/01 とうとう、やります!
2008/12/28 写真展。
2008/12/20 和モノライブ。
2008/12/19 アニメ落語。

直接移動: 20092 月  200812 10 9 8 7 6 5 3 1 月  20076 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 月 

2005/01/27(木) 私の好きな・・・女神さま!!
昨日、星座ネタになったので、ギリシア神話の話でもしましょう。
ギリシア神話の中で、私が好き(敬愛)する女神様は、
『正義の女神・アストライア(Astraea)様』です。
といっても、マイナーな女神様なので、皆さんはきっと知らないことでしょう。
・・・でも、存在は知っているはずなのです。
なぜかというと、「天秤座」の天秤は、この女神様の持ち物ですし、「乙女座」はこの女神様とする説もあるのです。
(普通は、豊穣の女神デーメーテルか、その娘ペルセポーネと言われるんですけどね。)
しかし、有名ではない理由は、この女神様には「劇的な神話(例えば、恋愛話とか英雄話とか)」が無いのです。
「こんな人物だったんだよ。」という記述はあるんですけどね。
でも、私が「好き」だから良いのです。
では、以下はアストライア様の説明です。

アストライアは、「ゼウス」と巨人のタイタン族(法・掟の女神)の「テミス」との間に生まれた「正義の女神」です。
外見だけで「善悪」を判断しないように、自分の目に包帯を巻き、左手の天秤で善悪を量り、右手の剣で悪を裁く・・・という女神様です。
神話の時代は、
「黄金の時代(神々の時代)」、
「銀の時代(冬が生まれ、人々が作物を育てないと生きていけない時代)←神は天上界に少しずつ去っていく。」、
「青銅(真鍮)の時代(人々が争い始めた時代(英雄の時代))←ほとんど地上に神はいない。」、
「鉄の時代(一層、人間は野蛮になり、親子・兄弟でも争い始める。)」
に移っていきますが、
アストライアは、神の中で最後まで地上に残り、人間に「慈愛と正義」を説いていたのです。
しかし、人間の愚かさに愛想をつかし、最後には天上界へと去っていきました。
このことを哀れんだ父ゼウスはアストライアを星にした・・・とさ。

それにしても、ゼウスって、自分の姉妹や娘に手を出す「フトドキモノ(こいつの子供は*00人いる。)」ですが、自分の娘でもあるこのアストライアには手を出していないらしい。
ちなみに、アストライアは、「悪」と判断したものを右手の剣で罰を与えていましたが、剣ではどうにもならないことは、父ゼウスに進言していたようです。また、父ゼウスも娘アストライアの言うことを聞いていたそうです。
・・・「ゼウスとアストライア」って、ゼウスの親族関係では珍しくちゃんと「親子」していたような気がします。
もしくは、「アストライアがゼウスの好みでなかった」か、「アストライアが怖かった」のか?
・・・さてはて、謎だわ。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.