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2005/02/14(月)
一応ヴァレンタインフリーです。利用規約は何時も通り
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これもチョコ
街から甘い香りが漂っている。 「今日はヴァレンタインなんだってな」 雅行は横にいる柊一に話し掛ける。 「そうらしいな」 柊一は興味無さそうに答える。 「興味無さそうだな。 女の子に貰ったりしないのか?」 「興味無いし、貰ったりもしない」 雅行は後者が間違っていることを知っている。ただ貰う機会が無いというだけだ。柊一は毎年ヴァレンタイン前後には仕事が入り学校には行って無いのだ。まぁそれには「誰かさん」の陰謀が有るのだが・・・ 「だいたいあんなのお菓子業界の陰謀だろ?」 「在り来たりな言葉だな」 雅行が苦笑しながら言うと、柊一が言う。 「だいたいなんでチョコなんだよ、あんな依存性の有るお菓子」 「元々は薬だったしな。 というかチョコ嫌いなのか?」 「いや別に嫌いじゃない・・・」 柊一が呟いた、その様子は拗ねている様にも見える。 原因が自分にも有る為、雅行は苦笑しながら近くの自販機に近付くと、何かを買って柊一に投げた。柊一が受け取ったそれはココアだった。 「ココア?」 「それもチョコだぞ」 「知ってるよ、飲み物の形を取ったチョコをココアと呼んでるんだろ?」 「ご名答。 それは、まぁ俺からのヴァレンタインのチョコだ」 雅行は笑いながら言う。 「別に男から欲しいとは思わないよ!!!」 顔を赤くする柊一を見ながら、雅行は楽しそうに笑った。
即席ヴァレンタイン雅柊です 即席すぎて泣けてきます・・・ 今日あった色んなことや、おいらのヴァレンタイン状況は明日の日記で・・・ 画像は今日の戦利品v(注:ふうさんは生物学上も心理学上も女です)
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