徒然駄目日記
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2009/03/02(月) 字オンリーの日記久々(汗)
は〜い、色々いっぱいいっぱいなふうさんで〜す♪(このテンションは何?)
久々ついでに感想行こうかな?
いくつか何を読んだか忘れたのもありますが(爆)


名付けられた日記
語りかける少女
不器用な少年
儚い少女
彼らを『しまった』少年
そのひきだしを開けば、和毛に包まれたよもぎ色の帳面
それを開けば、獅子の様に凛然と、太陽の様に暖かな、あの日々へと帰って行く・・・

「蒲公英草紙」恩田陸
たんぽぽがケータイで出ないっ!!
恩田さんの作品では珍しいふんわりとした雰囲気が、常野シリーズだなと思う
廣隆と峰子は出来てしまえば良いのにっ!!(爆)
にしても、この作品は最後の雨の日以外は日だまりの中にいるような気分になります
本当、恩田さんにしては珍しい(失礼)


私たちは集った
ハルジョオン咲く、あの嵐過ぎた朝の様に・・・

私たちは集った
警告の鈴を鳴し近付く、ケンタウロスから逃れる様に・・・

私たちは集った
輪から外れ、清らかで官能的なサラバンドを眺める様に・・・

それぞれ異なる膜を纏った、不安で歪な彼女たちは、奇跡の確率を逃せば屍となる
さぁ、偽りの藪の中で、真実暴くマスカレードを始めましょう

「蛇行する川のほとり」恩田陸
ふうさんが初めて読んだ恩田作品が文庫になってたんで、購入して再読
恩田作品の中でこれが一番好きv
リアルなのに、膜を纏った箱庭の中の様なこの雰囲気が良い!
後、少女がすごく繊細に書かれてるとこが素敵過ぎ!
ところで、ふうさんは、この作品ネバーランドと対になると考えてます
だって、夏に集まる少女たちの話と、冬に残された少年たちの話
歪に絡まる一つの過去を暴く物語と、バラバラの過去を明かす話
でも、そう考えると、少年は自分達で完結するのに、少女は他と繋がることでその魅力がでるんですね
あ、この作品読むなら、単行本や文庫より、3冊に分れた新書がおすすめです

画像は、こないだ見付けた衝撃の事態
帯2つって、乱丁より珍しいんじゃっ!?


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