|
2003/05/17(土)
障害児のラビ
|
|
|
うちに増殖し続けているものすごい数のウサギたち。 その中で生まれつきなのか、親によるものか原因は定かではないが、下半身が動かない子ウサギを発見。 4月27日の朝だった。 いつものように朝、えさをやりにウサギ小屋に入り、ふと視線に気づく。 よく見ると穴の中で灰色の子ウサギがちょこっと顔を出しウサギ特有のかわいい鼻をヒクヒクさせながらひげを揺らしていた。「なにやってんの〜」と特に気にもしないでえさをやり、出ようとしたがなんか変だ。 穴をのぞきよーく見ると腰から下は土の中。そっと抱き上げると足はぶら〜んとしたままだ。「土の中に埋まっていたから麻痺したのかな。」と思ったけどなんか変。 そのまま他の動物たちのえさをやり終えるまでジャンバーのポケットの中へ〜 ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ 20分ほどして家に戻り、以前カントリーショップで卵いれ用に買った丸いアメリカンバスケットにプチプチとキッチンペーパーを敷いてその中に入れ、テレビの上に置いた。生まれてまだ3週間くらいだろうか。ちょっと小さ過ぎる。ミルクが必要だ。実はすずりん、惰性で飼っているだけでウサギの事はあまりよく知らない。HPで「ウサギ」を検索して調べた。少し濃い目に溶いた猫用のミルクでいいらしい。そのままホームセンターに行って猫用のミルク缶を飼ってくる。以前、子猫用に買った哺乳瓶でやってみたが飲まない。でもしつこく強制的に綿棒で飲ませる。おいしそうにとは行かないが(笑)とりあえず飲んだ。本来なら親ウサギが与える母乳の回数は1日のうちでたったの1回だそうだ。でも人工乳なら1日3回がベストとある。30分おきに飲む馬から見れば楽勝だ(*≧∇≦*) でもウサギはデリケートな小動物だし、ミルクの事以外にも病気にもかかりやすい。ましてやこの子は足がほとんど動かない。多分2〜3日で死んじゃうだろうなあと半分以上はあきらめて育てた。 ところが20日たった今でもバリバリ元気!不自由な足でも動きは軽快だ。ズリズリ引きずりながらどこまでも行く。身体もだいぶ大きくなった。固形のエサもバリバリ食べるようになったのでミルクも1日1回に減らされた(笑)。 いまではバスケットは狭いので、ハムスターゲージに先日買ってやった小鳥用のわらの巣を入れてやったらえらく気に入ったらしく寝るときはすっぽりハマッて↑画像のように爆睡体制に入る(笑)。そのしぐさがなんともかわいい☆ このまま愛嬌を振りまきながらすずりんたちをなごませ続けて、少しでも長生きをしてなんとか天寿を全うして欲しいと願わずにはいられない。 頑張れ!かわいいラビ!
|
|
|