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2005/11/04(金)
◆格の違い どっちがどうなの？★「文化勲章」と「国民栄誉賞」
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今日も暖かい一日でした。
こんな日を「小春日和」と言うのです。
よく春に間違って使いますが、「小春日和」は秋の晴れたお天気のことですよ。＾＾；；
文化の日には文化勲章だけではなく秋の叙勲でいろんな勲章、褒章が授与されます。
芸術や学問、スポーツの分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章は１９人（うち女性２人）。
俳優の渡哲也（６３）や女優の鳳蘭（５９）、
作詞家の荒木とよひさ氏（６２）、作曲家の三木たかし氏（６０）らが受章しました。
また女優の草笛光子（本名・栗田光子）さんが旭日小綬章に選ばれています。
渡哲也と草笛光子は今評判のテレビドラマ「熟年離婚」で親子の役で共演しています。
妻役に松坂慶子、娘役に高嶋礼子などそうそうたる役者が揃っている考えさせられるドラマです。＾＾；；
でも松坂慶子も少し太ったなあ。＾＾；；
良い女には違いないけど。（笑）
◆格の違い どっちがどうなの？
★「文化勲章」と「国民栄誉賞」ってどっちが名誉？
日本にはいろんな勲章がありますが、どの勲章を受章するのが一番名誉なのでしょうか？
渡哲也が受章した紫綬褒章（しじゅほうしょう）や草笛光子が受章した旭日章などいろんな章がありますが、
なんと言っても一番身近な感じがするのは国民栄誉賞でしょうか？
いろいろ調べていたら勲章と褒章の違いも書かないといけなくなった。（笑）
それはまた明日にでも書けたら書きますね。＾＾；；
文化勲章と国民栄誉賞の意味をまず列記します。
【国民栄誉賞】
国民栄誉賞（こくみんえいよしょう）とは日本の内閣総理大臣表彰のひとつである。
「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、
その栄誉を讃えることを目的とする」として福田赳夫内閣時代の1977年8月に創設された。
【文化勲章】
文化勲章（ぶんかくんしょう）は、科学技術や芸術などの
文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与される日本の勲章。
1937年2月11日の文化勲章令（昭和12年勅令第9号）により制定された。
授与式は毎年11月3日の文化の日に皇居宮殿松の間で行われ、天皇から親授される。
国民栄誉賞は一部からは、
「支持率低迷に悩む、時の内閣の人気取りの道具ではないか」とか、
没後受賞者が多く「なぜ生きているうちに授与しないのか」とか、受賞基準が不明瞭なため
（細田博之官房長官は、「確たる基準がなく、その時々の判断。ホームラン記録の王貞治氏は授与されたが、
野球で大変な実績を残した長嶋茂雄氏には贈られていない」と述べた。）
シドニーオリンピックの金メダルで高橋尚子が受賞したため
アテネオリンピックで同じ金メダルを獲得した野口みずきも受賞すべきではないかなど、
常に受賞者の選考がバランスに欠けるなどの批判の種となる。
もっとも、国民栄誉賞授与をけしかけているのは、批判している当のマスコミという説もある
（実際、金メダリスト輩出の翌日のスポーツ新聞には、「授与検討へ」などという記事がよく載る）。
また、第一号受賞者である王貞治が在日外国人である為に叙勲が出来ず、
苦肉の策で作られた賞ではないかとも囁かれている。
2001年10月に小泉内閣がメジャーリーグで首位打者になったイチロー選手への国民栄誉賞授与を検討したが
イチロー選手が「まだ若いので、できれば辞退したい」と辞退を申し出たために授与は取り消された。
2004年10月にメジャーリーグのシーズン安打記録を更新したことから再び国民栄誉賞授与が検討されたが、
イチロー選手は今回も辞退した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
国民栄誉賞の過去の受賞者には第一回の王貞治を含めそうそうたる人が選ばれています。
作曲家の古賀政男、鉄人衣笠祥雄、女王美空ひばり、相撲界からは千代の富士貢。
映画監督の黒澤明、俳優渥美清も選ばれていますね。
最近ではマラソンの高橋尚子が受賞しています。
長嶋茂雄には是非受賞して欲しいと思います。
石原裕次郎はちょっと無理か？＾＾；；
文化功労者には終身年金が年間３５０万円支給されますが、
国民栄誉賞は賞状と盾と記念品だけです。
国民栄誉賞と文化勲章のどちらが格上かを論じるのは難しいようです。
国民に愛され、明るい希望を与えた人と学術・芸術分野での功労者を比較するのは
野球とサッカーとどちらが面白いと言うようなものです。
人に対する賞としてはこの二つが知名度も有り、数少ない人しか受賞出来ないと言う点では
他の賞に比べてダントツに格が高いですね。
この二つとは少し性格が違いますが、人間国宝と言うものもあります。
【人間国宝】
人間国宝（にんげんこくほう）は、一般的には文化財保護法に基づき重要無形文化財の保持者として
個別認定された人物、またその身位についての通称・俗称。
重要無形文化財保持者の下位区分のひとつである。
各種の無形文化財を特に高度に体得している人びとを指し、
転じてその分野における名人・上手を比喩的にいう場合にも用いられる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
歌舞伎や人形浄瑠璃などの伝統芸能や、陶芸などの工芸技術に秀でた人が認定されています。
大衆芸能である落語の柳家小さん、桂米朝師匠が認定され話題を呼びました。
漫才では無理でしょうね。（笑）
人間国宝とは正式な名称ではなく、米朝師匠は
「古典落語を重要無形文化財に指定し、その保持者として米朝師匠を認定する。」と言うことです。
なにしろ国宝、国の宝なのでこれが最も名誉のある賞でしょうね。
今日は真面目に調べながら書いたからちょっとしんどい。＾＾；；
では、また明日。にこにこヽ(〃^・^〃)ノ
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