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2005/12/01(木)
★「銀杏 いちょう」と「銀杏 ぎんなん」 ★syouのおもしろ「大語源」★
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いよいよ12月、秋も深まり寒い冬がやってきます。 街路樹の銀杏が黄色く色づいています。 自宅近くに銀杏並木があるのですが、かなり落葉しています。 ご近所の美味しそうな熟女主婦が掃除をしていましたがきりがないよなあ。^^;;
御堂筋の街路樹の銀杏(いちょう)はたくさんの銀杏(ぎんなん)を落としています。 拾いに行こうかな?^^ 多分もう遅いだろうね。
今日は銀杏についてのよがりごと。
言葉の違い どっちがどうなの?
★「銀杏 いちょう」と「銀杏 ぎんなん」どう違うの?
昨日の「紅葉」に続いて今日は「銀杏」です。 みなさんは「いちょう」と読みますか? それとも「ぎんなん」?
この違いを調べて見ました。
【銀杏 いちょう】 イチョウ科の裸子植物。一科一種。種子は銀杏(ぎんなん)とよばれ、食用。
【銀杏 ぎんなん】 1 イチョウの別名。 2 イチョウの実。黄色で悪臭のある外種皮を土に埋めておくなどして取り去り、 内部の核の仁(じん)を食用とする。
「銀杏 いちょう」は植物自体を指すことが多く、「銀杏 ぎんなん」はその種子を指すようです。
種子は小さな杏(あんず)のようです。 その実の中の核が銀色のように白いので銀杏と書くようになりました。 銀杏なら(ぎんきょう)と読みそうですが原産国の中国から渡来したのが鎌倉時代で 中国は宋の時代でしたから宋音の(あん)と読み、それが連音になって(ぎんなん)となりました。
★syouのおもしろ「大語源」★
「銀杏(いちょう)の語源って?
銀杏(いちょう)は「一葉 いちよう)」から来たと言う説がありますが、 「一葉 いちよう)」は銀杏だけでなくいろんな植物がそうですので説得力に乏しいと思います。
銀杏(いちょう)は「公孫樹」とも「鴨脚樹」とも書きます。 パソコンで変換すると「公孫樹(いちょう)」は出てきましたが 「鴨脚樹(いちょう)」は俺のパソコンでは出てきませんでした。^^;;
「楓(かえで)」の語源が「蛙手 かえるで」で形から来ているように この銀杏も「鴨脚樹(いちょう)」と書くように鴨の水かきの形に似ています。
この「鴨脚」を宋音で「イチャオ」と発音するところから来ているようですね。
また「公孫樹」の字を当てるのは「公孫」とは天子の孫と言う意味です。 銀杏は植えても子の代では実がならず孫の代までかかると言う意味で「公孫」と言う字を当てました。
果実をつけるようになるまでを言い表した言葉でみなさんはこんな言葉を知っているでしょう。
「桃栗三年、柿八年」
この続きをご存知でしたか?^^;; いろんな言い方があるようですが、みなさんはどう言っていましたか?
「桃栗三年、柿八年 柚子は九年でなり下がる、梅は酸いとて(梅のばかめは)十八年」
「桃栗三年、柿八年 枇杷(ビワ)は九年でなりかかる (柚子は九年で花盛り、梅は酸いとて十三年)」
まあこんなもんですが、柿八年のあとはさまざまですね。
ところがこの銀杏の(ぎんなん)の実がなるのにはなんと50〜60年かかるのです。 だから「公孫樹(いちょう)」と言うのです。
実をつけるまでにこれだけ年季が入っていますので栄養価は満点で仙人の食べ物と言われています。 茶碗蒸しの中に良く入っていますが、 俺は櫛に刺した銀杏をおでんで食わせる店があったので良く食べましたね。 ちょっと苦味があり、なんとも言えない微妙な味がします。
銀杏を使った言葉にこんなものがあります。 相撲取りの髷のことを大銀杏(おおいちょう)と言いますが先が銀杏の葉のように 末広がりに結ってあるからです。
熟女が着物を着たときに結う髪に銀杏返し(いちょうがえし)というものがありますが粋ですね。
大根やにんじんの輪切りに十文字を入れ銀杏の形に似せた切り方を銀杏切り(いちょうぎり)といいますね。
また「乳銀杏(ちちいちょう)」と言う言葉があるそうです。 《気根が乳房の形に似ているところから》乳の出ない女性が、 乳が出るように願をかける銀杏の老木。また、それにまつわる伝説。
残念ながら俺はこの言葉、伝説は知りませんでした。^^;;
「桃栗三年、柿八年」の続きがもう一つあります。
これは省吾語録なのですが。^^;;
「桃栗三年、柿八年、後家は一年待たずに落ちる」
全国の未亡人のみなさんごめんなさい。
しゃれですからね。^^;; しかし喪服を着た女性は魅力的ですね。
では、また明日。にこにこヽ(〃^・^〃)ノ
今月の画像のテーマは「全裸でスポーツ」と行きましょう。 冬はちょっと寒いね。^^;;
◆全裸でスポーツ @
体操の床運動です。 こんな感じで脚を広げたらあそこもぱっくり開いてるのかな?^^;; 下から見てみたいですね。
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