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2004/09/09(木) 誰も知らない
前から書く書くと言っていた感想、やっとですが書こうと思います。
内容に触れているのでまだ見ていない方は御注意ください。


ドキュメンタリーっぽい粒子の粗い映像が独特で綺麗でした。
賞を取った柳楽君だけでなく、役者さん達の演技がみんなうまかったです。
子役にありがちな元気のよすぎる演技でもなく、普通すぎて感情が伝わってこないということもない、
とても自然でいい演技でした。

話は、母親に捨てられて不幸になっていく可哀想な兄弟達という事にならず、母親が出て行っても
その帰りを待ちながらただ毎日を楽しめるように一緒に生きているという撮り方をしているのが良かったです。

(水道を止められたので)水を汲むために外出禁止を破って四人全員で行った公園で、思う存分遊んだり
カップ麺の器に雑草の種をまいて育てたりしながら
子供たちだけで助け合いその時を生きて、遊んで、成長し、そして死んでいく。
動物に近く、なのに何よりも人間らしい生き方だと思いました。

これほど当然のように助け合いながら生きていけるのは兄弟くらいなもので
その兄弟でも今の時代にこんなに強い絆を持てるなんて普通は無いと思います。
でも、それは学校にも行けず普通に生きていたら関われた
すべての事を犠牲にしたうえでだと思うと、この兄弟が幸せだなんて思えませんでした。

どんなに強い絆で結ばれたこの兄弟でも
大きくなったらいつかは離れてバラバラになってしまうものなのに
それを守り続ける事が全ての四人が、仲がいい分可哀想でした。

ただ最後に仲良く歩いていく兄弟達を見て、
私が考えてる事は、この強い兄弟にとってはつまらない事なんだろうなというのが救いです。
一緒に幸せな未来を歩いていってくれたら良いなと思いました。


…長くなってすみません。最後まで見てくださった方有難うございました。
頑張ってまとめたつもりなんですがまとまりの無い文章になってしまい申し訳ないです。
場面場面の一口感想とか書いたほうがましだったかな…

下はポスターの絵を見ながら。本物はもっと横向きです。
描いているところを見られて恥ずかしくなった感覚はあながち間違えていないような気もする…
時間ばっかりかかって透明水彩の良さを生かせてないのが心残りですが気合はやたら入りました。
写真見ながら描くのって楽しいです!


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