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2005/05/26(木)
サボってた
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訳ではないです!!
本当に日記書かなきゃって思ってたんですが、案の定バイト大学が忙しくて(-_-;)
パソコン開いたらいつの間にか寝てるという状態が続いておりましたw
んで、今は大学の図書館から書き込んでいます。
授業の空き時間なので、この時間を使って日記書くぞ!
今日は水曜日にあった表現と理解という授業について書きます。
相当まじめに書くので、興味ない人は読み流してください。
ではいきます。
いつもはこの授業、自分の思ってることを表現したり、相手の考えていることを理解できるようになることを目的とした授業をするんですが、昨日と先週は先生が現在の地球の環境問題や経済的な問題についてお話してくれました。
そこで聞いたこと、感じたこと。
それは僕にとってかなり大きなものでした。
ちょっとそれについて書きたいと思います。
現在地球はとても大きな環境問題を抱えています。
環境を保護することが大切なんです。
そんなことは分かってます。
いや、分かってるつもりでいました。
この講義を聴いて、僕の意識の低さに気づきました。
例えば、森林破壊について。
まず、現在国土に占める森林の割合がもっとも多い国を知っていますか?
僕は東南アジアや中国、南米諸国のどこかだと思いました。
しかし、答えは日本。
あんなにたくさんの木材を輸入している国が実は一番森林が豊かに茂っている国だったのです。
日本は自分たち自身がたくさんの森林を保有しておりながら、他国から木材を輸入していました。
その輸入依存度はわが国の林業をほぼ崩壊させるほど。
とにかく多くを輸入しています。
ではその木材はいったい何に使われているのか。
建築のために使われるのも確かに多いし、紙の原料として使われることもある。
しかし、中にはとんでもない使われ方もあります。
それは“割り箸”です。
日本人が一度食事をとるためだけに使われる割り箸を作るために輸入した木材が使われているのです。
僕はこの話を聞くまで、割り箸は何かに使ってあまった木材から作られているものだと思っていました。
しかし、現実では“割り箸を作るために輸入される”木材があるようです。
何のためにそんな無意味な輸入をするのか。
それは日本の企業が利益を得るためです。
この間の談合の事件でも分かるように、日本では利益を得るために、あらゆることをしているそうです。
日本の企業の中には、利益のために、ほんの少し曲がった道を舗装して真っ直ぐにする工事を行うところもあると聞きました。
多少道が曲がっていてもまったく問題はないのに。
工事をすることで得られる利益を最優先に考え、たくさんの自然とエネルギーを無駄にしてきました。
この話を聞いたとき、自分の無知さ加減に腹が立ちました。
人間はなんでもほしがる生き物。
経済先進国は途上国のことを本気で考えるより先に自分達がどうしたらもっと快適で裕福な暮らしをできるか。
そんなことを考えているようです。
別のお話を紹介します。
小さな部屋にどちらもとても空腹なAさんとBさんがいました。
そこにひとつだけアンパンがあります。
あなたならこのアンパンをどう分けますか?
幼稚園でこの話をすると“じゃんけんをして勝った方が食べればいい”という意見がでたそうです。
そこで、AさんとBさんがじゃんけんをしてAさんが勝ったとする。
Aさんは一人でアンパンを食べてアンパンひとつ分の幸せを得ました。
Bさんはアンパンを食べれなかったので、それと同じだけの悲しみを感じました。
Aさんの幸せとBさんの悲しみでこの部屋全体はプラスマイナス0の部屋になります。
今の文章、どこかおかしくないですか?
Aさんは本当にそんなに幸せだったと思いますか?
はらぺこなBさんのとなりで一人アンパンを食べているのだから、AさんはBさんに悪いと思ったはずです。
ということはAさんの幸せはBさんの悲しみよりも小さくなり、この部屋全体は悲しみの方が大きい部屋になってしまいます。
今のは幼稚園生が指摘してくれた内容です。
では、どうすればいいのか?
簡単です、ふたりで半分ずつ食べればいいのです。
半分しか食べれないからAさんは当然アンパン半分だけの幸せしか得られません。
しかし、Bさんは今回半分だけでも食べることができたので、Bさんもまたアンパン半分の幸せを得ることができました。
このとき、この部屋全体はアンパン1つ分の幸せが残ります。
じゃんけんしたときは悲しみが残ったのにもかかわらずです。
先生いわく、物事はどれもこの例に当てはまるんだそうです。
つまりこうゆうことです。
“分かち合えばいつでも足りて、奪い合えばいつでも足りない。”
あたりまえのことかもしれませんが僕はこの言葉にかなり衝撃を受けました。
もっと話したいことがあるのですが、時間がないのでここまで。
僕は将来どんな形でもいいので、こうゆうことに携わった仕事につきたいと本気で思いました。
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