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2006/12/22(金)
ef - the first tale.感想。
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ぶっちゃけていいですか? これはない(ぉ)
評価。 ◎=非常に良い ○=良い □=普通 △=悪い ×=非常に悪い
シナリオ:△
キャラ:○
グラフィック:◎
サウンド:○
声優:○
ムービー:◎
システム:□
ボリューム:×
価格:△
総合評価:□
シナリオ… 前編だというので中途半端に終わるのは仕方がないのだが、それを抜きにしても評価は変わらない。 こういうのを本当の紙芝居ゲーというんじゃなかろうか。 各章の主人公とヒロインのカップリングが決まってるし、それによって自ずと展開も決まってくるし…自由度はほぼゼロ%。
一章は、まだ良かった。ファーストファンディスクの先行体験版になってたのも一章だったからキャラに感情移入も出来たし。 ただ、二章はオレには荷が重かった(ぉ) 一章で、どうでもいいサブキャラを演じてた男が主人公になっても感情移入できない。 何というか…D.C.で言うなら、純一編が終わった後に杉並編が始まる感じ?いや、杉並はキャラ立ってるし出番も多かったから感情移入できるかもしれないから、それ以下だな。
二章は正直ゲームとしては要らなかった。 ただ、後編へと移行するに当たっては必要な章になる。というか、そういう観点から見れば不必要な章はない。全部が繋がってる話だから。 まぁ、群像劇なんだから、カップリングが決まってるのもある意味仕方がないんだけど、オレには合わなかったということか。
キャラ… みやこ可愛いよみやこ。 え?それ以外?……ハンッ┐(´ー`)┌(鼻で笑う)
グラフィック… ぶっちゃけ、これで奈留さん原画じゃなかったらオレはベランダからゲームディスクをフリスビーしてると思う(ぉ) または、叩き割ってる(ぉぉぉ)
サウンド… まぁ、いいんじゃない?(軽っ!)
声優… 男キャラの声優が子安さんとか杉田さんとか岸尾さんとかだったらもっと評価は変わったかもしれない。 二章の主人公(一章のサブキャラ時ボイスあり)の泰さんはまだ悪くなかったんだが、二章で一章の主人公が喋った時とか「はぁ?」って感じだったし。聞いたことはある声だった気はするんだが…演技が下手とかそういう問題じゃなく、一章進めてる時(各章の主人公になってる時は基本的にボイス無し)に脳内再生されてた声と似ても似つかなかったから拒否反応が凄い。
女性キャラの声優は…まぁ、大きな問題はないだろう。
ムービー… 奈留さん原画の他に見所があるとすれば、二章が終了後の幕間時に流れるこのムービー。 流石、新海さんだ。素晴らしい。 ただ…ユーザーにしてみれば、この素晴らしさが逆に仇になったのかも。 ようつべとかでムービーだけ見て「これいいな。買うか」とか思った人はプレイ後に損したと思ってること請け合いw 新海さんのムービーに見合うだけの内容がないというか…。
システム… 無駄に凝ってるw 登校時とかちゃんと歩いてるように見えたりとか、背景にキャラを描写することによって遠くから見掛けたというのを表現したりとか、ビデオ撮ってる時に録画時間がちゃんと増えていったりとか。 ただ、その為かシナリオのボリュームに対して容量がクソ多い。 5Gとかねーよwww
ボリューム… 短い。あぁ、短い。 まぁ、ヒロイン二人分の内容しかないんだから当たり前か。
価格… ギリギリ損をしたような感じ。 前編後編に分けずにこれ一本で全編出来てたら評価は変わってたと思うが。
総合評価… 人に勧めることは出来ないゲーム。 多分、プレイした人に良かった点を聞くと十中八九「ムービーが良かった」と答えるだろう。 これで、キャラデザが奈留さんじゃなく、ムービーも新海さんじゃなかったらどうなっていたのか…。 考えるのが恐ろしい。
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