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2005/10/10(月)
友人の死 佐々木慧
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去る10月1日古い友人がなくなりました。 僕が東京に出てから疎遠になっていましたが、15年来の親友でした。 今日はそんな彼を偲び、それでも前進するために彼の思い出と自分の思いを綴りたいと思います。
彼に出会ったのは、小学4年生の頃。転校生でした。 僕たちは同じサッカー部の仲間で、小4から中3まで一緒にグラウンドを走り回っていました。 どこでも何をするにも一緒でしたし悪い遊びもやりました。 (とは言っても中学生でしたので可愛いもんでしたが) 毎年一緒にスキーにも行きました。 思えばこの頃が1番楽しかったです。
高校生のころはお互いバイトに励んでいました。 それでも夏休みには日程を合わせて、南の海や夜行バスで東京に行きました。
その後僕は東京に出てきましたのでなかなか会えなくなりましたが、それでも三重に帰れば一緒にバーベキューをしたり朝まで飲み明かしたものです。
彼はいつも優しく、仲間思いで、ついでに良く女性にもてました。 仲間はみんな彼のことが大好きでした。
彼は僕の自慢の友人でした。 25歳で亡くなるまでに、結婚し、子どもを一人授かり、一戸建ての家を建てました。 彼は25歳で死ぬ運命を知っているかのように、精一杯25年間を生ききったように思えます。 彼のように僕も生きたいし、そうすることが今の自分を慰める唯一の方法かなと思っています。
最後に。 人との別れは突然やってくるものです。 天災に交通事故、彼の場合は他愛の無いウィルスが脳に進入したことが原因でした。 今、親友と呼べるような人間と離れて暮らしている人は、たまには連絡を入れてみて下さい。 そして生きているうちに会える時間を大切にしてください。
PS 大好きなT君へ
頑張りすぎて、疲れちゃったのかな? いまはゆっくり休んでください。 向こうで君が自慢できるような人間になれるよう俺も頑張ります。 ギター聴かせることは出来なかったけど、もっと上手くなってから君に褒めてもらう事にするよ。 俺が行くまで待ちきれなかったら、いつでも会いにきてください。
それじゃまた会う日まで。 バイバイ!
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