サンダーボルトマーケット店主日記
サンダーボルトマーケットは引越しました(2008.9.10)
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2004年11月
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2004/11/08(月) ガンダム
絶賛放映中?の「機動戦士ガンダムSEED デスティニー」。
毎回、戦ってばっかり。
まあ、下手に薄っぺらいドラマや、作り手が織り込む幼稚なテーマを見せつけられるよりはいい。

そもそもの事の起こりはこうだ。
「無敵超人ザンボット3」はサンライズ初の自社製作アニメ。
おもちゃ会社クローバーが提供で、3機のメカが合体する巨大ロボットアニメだった。
内容は少々エキセントリックだったが、おもちゃは売れたので、次に「無敵綱人ダイターン3」が製作された。1体のロボットが3タイプのメカに変形するロボットアニメだ。
それがまた順調な結果を残した上で、翌年製作されたのが「機動戦士ガンダム」だ。
3機合体、3段変形の次に、クローバー=サンライズが用意した趣向は、3機のロボットチームの活躍である。
ガンダムとは元々そういうアニメだ。
幼児に合金玩具を売るのが主な目的だった。

おもちゃ会社と代理店をうまく騙し、合体ロボ番組の枠であのガンダムは作られていった。
途中、おもちゃが売れないために、パワーアップパーツを登場させたし、敵のヤラレメカも「毎回、違ったものを出すように」とスポンサーサイドから要求され、後半、1、2話の割合で敵が新メカを繰り出すようにもした。
おもちゃの売れ行きはそういう努力もあってか持ち直したが、途中から製作を中途で切り上げる予定で進行していため、1年に満たない形で放映は終了した。
マニアックな事をやりすぎて、打ち切りになった番組という印象があるが、結果的にはおもちゃ会社の要望にもキチンと応えた番組だった。

ファーストガンダムの本質は、おもちゃ会社主導による手垢にまみれたモノ作りへのレジスタンスだ。
そういう事に甘んじてきた人間たちの怨念が、噴き出した結果だった。
監督の才能の爆発、それに応えた脚本家チーム、そしてデザイナー、作曲家らの才能が見事に化学反応を起こした。
初期の東映実録やくざ映画のような奇跡とも言える。

時は流れ、ちっぽけなプロダクションの試みたレジスタンスは、いつしかアニメ業界の本流となり、気が付けばガンダムは巨大なビジネスとなった。
今やサンライズ自身、最大手おもちゃ会社バンダイの子会社だ。。
プラモデルとDVDを売るために、「小さな子供には理解できない」程度の物語を紡ぎながら、ガンダムという名を冠されたロボットが今日も戦う。

このどうしようもない現状をうち破るような面白いレジスタンスが、今後も作られ続けるであろうガンダム・シリーズの中から出てくるのだろうか?
少なくとも今のSEEDのメインスタッフには無理だろう。

2004/11/05(金) 結局、発売日に買う始末
「ドーン・オブ・ザ・デッド」DVD発売。
早々に夜中、ドンキホーテまで車を走らせて購入。
朝までには特典含めてすべて見た。
あとは監督コメンタリー付きでもう一周だ。

映像特典として、VTR撮り下ろしによる「緊急放送」なる寸劇が
収録されていた。
挿入される映像として、病院で医者が縛り付けたゾンビを
研究していたり、サバイバリストが捕獲したゾンビを使って
射殺のノウハウを実践したりとユニークなシーンも多い。

でも今回のゾンビはあの凶暴&素早さなので、なんだか
そんなの有り得ないなぁ〜と思ってみたり。
医者が呑気に言うわけですわ。
「こいつらは死んだらすぐ復活するんです」とか。
でも普通の病院だったら、あのゾンビ一匹で瞬時に全滅する訳で
縛り付けて研究なんて無理無理。

そういえば、本編を全部見たあとだと、序盤のTV映像で
トム・サビーニ演じる保安官が、死体を山積みして燃やしている
シーンにすら疑問が沸いてくる。
ロメロゾンビなら可能なシチュエーションだけど、
今回の奴らを山盛り殺して、しかも燃やしてる時間なんて
あんのか?みたいな。

結局、本編見直して思ったが、やっぱり強すぎるゾンビ相手じゃ
閉塞感ばかりで鬱になる。
まあ、そこが新しかった訳で、ホラー映画としては
十分に面白い作品だと思うが、
オリジナルの「DAWN OF THE DEAD」は、恐怖よりはカタルシスの
映画だったので、その落差はやっぱりどうにも埋まりようがない。

今回のディレクターズカットDVD、劇場と大して印象が変わらなかった。
もうちょっとドラマ部分があればよかったのだが。
チェーンソー誤爆で瞬殺するようなキャラは、最初からいりませんの。

2004/11/04(木) ボランティア
今日、うちの掲示板にボランティアというか、被災地への
募金を募る旨の書き込みがあった。何故にウチへ。
新手の出会い系スパムかよ?とマジで思った。

で、リンク先のHPを見た。出会い系ではなかった。
まあ印象としては真面目に活動しているところに見えた。
それほど詳しくチェックしたわけではないが。

でも、こういう唐突な呼びかけってのは、
やっぱり不特定多数に向けたスパム投稿の一種なわけで…。
とはいえ、この時期である。
なんだかスルーしずらい。

困ったなぁと思ったところ、その書き込みをサーバ側が削除した。
他のスパム同様に問答無用に削除である。
その明確な対応に、正直救われた。

いや、募金活動に意を唱える訳ではない。
ただ、貼られた方の立場を考えられない人に、本当に善意ある
活動ができるのだろうか?
一言、メールで事前に断るだけなのだが…。
そんな事も思ってしまう訳だ。

そうこうしているうちにブッチュ再選と。

2004/11/03(水) しんちゃん
そういえば、サンプルビデオなるもので
「クレヨンしんちゃん」劇場版の最新作を見た。
期待はしていなかったが、やはり散漫な内容。
前作から交代した水島監督、どうもねぇ〜。

今回は西部劇がモチーフなんだが、西部劇に対するこだわりとか
必然とかがなくて、色々な意味で浅い。
いや別にクレしんだから、オタ受けするディープなこだわりを
入れろという訳ではない。
やらないならやらないで普通にファミリーエンターテインメント
やればいい訳なんだが、原監督時代の空気を残そうと必死で
それが中途半端なのが見苦しい。
ユル・ブリンナー風のキャラだして、小林修に声あてさせて…
なんて、しなくていい。逆にウザい。

クライマックスがなんともサンダードーム風の汽車チェイス。
そこだけが何故だか心に残る内容だった。

2004/11/02(火) 黒いのが…
今日、知り合いのバイクのユーザー車検に立ち会った。
光軸が合わず、バルブが切れ…と、てんてこまい。
やはり光軸合わせだけは、事前にバイク屋で済ませておくべきだと痛感した。
普通なら1時間弱で終わるものが、3時間かかって結局終わらず…。合掌。

と、そうこうしているとドロドロドロ〜と小気味よい爆音をけたてて、真っ黒のスーパーマシーンが車検場へと登場。
インターセプ…・・・・・ひぃぃぃぃぃ!
いやあ、ご近所にオーナーがいらっしゃったとは驚き。
残念ながら、お話はできなかったが…。

真っ昼間からびっくり。

2004/11/01(月) ついに…
イラクの人質事件が悲しい結末に終わった。
ご家族の不憫を思うと、泣けてくる。
一方で、自分の親不孝を省みる材料ともなった。

ただ、どの局もそうだが、現地取材の後、いちいちカメラを実家前に振る必要がどこにある?
やはり素材として、その絵は必要不可欠なのか?
必然が感じられない。そっとしておいてやれ。

まあ、今にはじまった事ではないが、最近、つとにマスコミのこういった確信犯的無遠慮さにイラつく歳になってしまった。
怒りをため込むとガンになるらしい。
親よりも早く死ぬ事は親不孝の中でもトップクラスの行為だろう。
気をつけたいところだ。


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