サンダーボルトマーケット店主日記
サンダーボルトマーケットは引越しました(2008.9.10)
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2005/01/10(月) ゲーム
人んちで、PS2ソフト「THE 逃走ハイウェイ」をやった。
リアルタイムで名古屋→東京間を車で逃走、警察の追跡を
振り切って、無実の罪を着せられた人を助ける、みたいな
ストーリー。
で、やることは、ひたすら東名高速を車を奪って爆走するだけ。
車はすぐ壊れるので、そのたびに他人の車を奪い取る趣向。

2000円シリーズならではのアバウトな展開とグラフィック。
真面目なゲーマーなら怒るような代物だが、キラリと光るアホらしさ。
トラックで検問に突っ込んで、パトカーが一発で炎上なんかしたら、もう最高だ。
妙〜なカタルシスがある。
作ったのは「THE お姉チャンバラ」のタムソフト。

くどいムービーやグラフィック、複雑なゲームシステムに辟易と
している身としては、こういう一発ネタゲームは大歓迎だ。

この手の安かろう悪かろうに見えるゲームたちは
価格を落とすために余分なものをそぎ落とさざるを得ない。
だから容量の関係で色々なモノを単純化していた
ファミコン時代のゲームと同じ匂いがするのだ。
大げさな例えをするなら、これぞ現代の“純ゲーム”と言ってもいい。

ただし、その作業には高度なスキルが要求される。
やはり身も心も三流なメーカーは駄目なものしか作れない。
私も幾つか、もの凄く駄目な2000円ゲームを掴まされた。
それでも、くじけず、なんだか期待してしまうのだ。

今時の高い値段のゲームの中には、
複雑化した3Dテクスチャとムービーをとっぱらってしまえば、
スーファミ時代とさほど大差のないクソゲー、
または一回クリアしたらハイおしまい!という感じの
どうでもいい代物が多く含まれている。

極端言えば、アクションゲームなら自機の挙動さえ爽快なら
他はどんなに大味でもいい。ただ、敵を倒し続けるだけでOK。
ゲームバランスや見た目はさておき、そういった要素だけで
そのゲームは一部の人に末永く遊んでもらえるものに成り得る
のではないかと思う。

そういうゲームの代表格であり、多くのファンの心を掴んだ
「THE 地球防衛軍」や「THE お姉チャンバラ」を産み出した
シンプル2000シリーズには、今後も期待したい。


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