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2005/05/01(日)
映画二本立て
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現在、SNAKE:RIDER、ニュージーランドで生産段階に突入。 そろそろ予約をとりはじめる事ができるので、 もう少しお待ちを!
----------------------------------------------------- 昨日、久々に映画を二本立てで観た。 以下、ネタバレ話含むのでご注意。
「ハイド・アンド・シーク」は脚本から演出から、すべて 手あかにまみれたものだった。非常につらく、途中で帰りたくなった。
デ・ニーロ、何やってんの? それは食うためにやってる仕事なのか? そんなものに出演しなくても。老後は安泰だろうに。 ってゆーか、もう老後だっつーのに。 まさか、それがいわゆる隠居仕事なのか?
でもダコタ・ファニングのお父さん役はあまりにも無謀。 設定がどうあれ、おじいちゃん役以外、ありえない。 歳の離れたお父さん、なんて設定がある訳でもない。 そういう役は後進に譲って、もっと年相応の仕事をすべきでは?
でも、きっとあんなヒドイ脚本の企画。 ダコタ&デ・ニーロ共演だから出資も集まるのだろう。
じゃあいっそ、狂えるお父さん役にショーン・ペンでどうだ? ラストはエキセントリックな芝居が炸裂して、観客は恐怖のズンドコ!
「まさにスリラー版“アイ・アム・サム”!」-----ニューヨークタイムス誌
そんな惹句が目に浮かんだ。
とそんな事を考えつつ、もう一本「コンスタンティン」を観た。
マトリックスのパチモンを期待すると大きくハズす内容だった。 意外とドンパチは少ない。 全編説明不足な箇所だらけだし、お世辞にもまともな映画とは言えない。
が、ラストがもうほとんどコメディな展開なのである。 これにノレるかノレないかで、作品評価は分かれるような気がする。 いや、正直、私にとっては結構楽しい映画だった。
問題はラストだ。 ヘビースモーカーがたたって死にかけてたキアヌが、タバコをやめてガム噛んでるし。 おいおい、この映画のテーマって 「喫煙は自殺行為なので、天国に行けませんよ」かよ?
喫煙は悪癖かも知れない。タバコを辞める事で主人公の成長を描いた と観れば、一見収まりはいいが、なんか蛇足に思える。
自己中だったキアヌが、自己犠牲の精神を見せた段階で もう物語としてはオチている。 からくも生き残った後、それでもタバコを辞められない主人公。 そっちの方が魅力的なキャラだと思うのだが。
まあ、多分、喫煙ラストカットバージョンも撮影はしてるだろうけど。 でも待てよ? そうなると、喫煙を推奨している映画と取られかねない。 難しいところだ。 若者への影響云々と各所から怒られるリスクもある。
もうタバコを映画の恰好良い小道具として使う時代は来ないのか?
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