サンダーボルトマーケット店主日記
サンダーボルトマーケットは引越しました(2008.9.10)
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2005/05/01(日) 映画二本立て
現在、SNAKE:RIDER、ニュージーランドで生産段階に突入。
そろそろ予約をとりはじめる事ができるので、
もう少しお待ちを!

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昨日、久々に映画を二本立てで観た。
以下、ネタバレ話含むのでご注意。

「ハイド・アンド・シーク」は脚本から演出から、すべて
手あかにまみれたものだった。非常につらく、途中で帰りたくなった。

デ・ニーロ、何やってんの?
それは食うためにやってる仕事なのか?
そんなものに出演しなくても。老後は安泰だろうに。
ってゆーか、もう老後だっつーのに。
まさか、それがいわゆる隠居仕事なのか?

でもダコタ・ファニングのお父さん役はあまりにも無謀。
設定がどうあれ、おじいちゃん役以外、ありえない。
歳の離れたお父さん、なんて設定がある訳でもない。
そういう役は後進に譲って、もっと年相応の仕事をすべきでは?

でも、きっとあんなヒドイ脚本の企画。
ダコタ&デ・ニーロ共演だから出資も集まるのだろう。

じゃあいっそ、狂えるお父さん役にショーン・ペンでどうだ?
ラストはエキセントリックな芝居が炸裂して、観客は恐怖のズンドコ!

「まさにスリラー版“アイ・アム・サム”!」-----ニューヨークタイムス誌

そんな惹句が目に浮かんだ。

とそんな事を考えつつ、もう一本「コンスタンティン」を観た。

マトリックスのパチモンを期待すると大きくハズす内容だった。
意外とドンパチは少ない。
全編説明不足な箇所だらけだし、お世辞にもまともな映画とは言えない。

が、ラストがもうほとんどコメディな展開なのである。
これにノレるかノレないかで、作品評価は分かれるような気がする。
いや、正直、私にとっては結構楽しい映画だった。

問題はラストだ。
ヘビースモーカーがたたって死にかけてたキアヌが、タバコをやめてガム噛んでるし。
おいおい、この映画のテーマって
「喫煙は自殺行為なので、天国に行けませんよ」かよ?

喫煙は悪癖かも知れない。タバコを辞める事で主人公の成長を描いた
と観れば、一見収まりはいいが、なんか蛇足に思える。

自己中だったキアヌが、自己犠牲の精神を見せた段階で
もう物語としてはオチている。
からくも生き残った後、それでもタバコを辞められない主人公。
そっちの方が魅力的なキャラだと思うのだが。

まあ、多分、喫煙ラストカットバージョンも撮影はしてるだろうけど。
でも待てよ?
そうなると、喫煙を推奨している映画と取られかねない。
難しいところだ。
若者への影響云々と各所から怒られるリスクもある。

もうタバコを映画の恰好良い小道具として使う時代は来ないのか?


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