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2005/05/02(月)
余談
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そろそろDVDリリースって頃に、ようやくアンチ・マクドなドキュメント 「スーパーサイズ・ミー」を観た。
マクドを一ヶ月食い続けて、体を壊すのは当り前のような気がする。 で、結局、映画の結論として、それ自体は大して意味を成していない。 結局は「この国はおかしい」という事を、体を張ったパフォーマンスをスパイスに描いているだけで 実は物凄く当り前な事を語るドキュメントを、上手い味付けでこなした という感じだ。いや、実際に退屈せず興味深く観られた。
同様に日本で、マクドを一ヶ月食い続ける実験を敢行した猛者がいた。 ちょっと探せばそのサイトは見つかるだろう。 そちらの方は、毎日、無理せず食って、結局体調変わらず。 結論としては「お前ら、話題の映画を鵜呑みにして、思考停止すんなよ」と、実に寂しいオチ。 背負ったものがないと、いくら一ヶ月苦行をやっても、その程度の メッセージしか出てこないのだろう。 なんだか切ない話だ。
昨年、オーストラリアに2週間近く滞在した。 あの国の食文化もアメリカ同様に狂っていた。 コンビニには何十種類ものキャンディーバー。 毒々しい清涼飲料水。 肥満率も洒落にならず、田舎へ行けば行くほどひどくなる。
そんな環境と比べると、コンビニの冷蔵庫が、 お茶、水、スポーツドリンクに占領された日本って恵まれている。 外食のバリエーションも豊富だ。 マックがいやなら牛丼、ラーメン、回転寿司、カレーがそこらで食える。 もっとまともな食い物だっていっぱいある。 いや、ほんと食い物に関しては、日本っていい国っすよ。
ついでに言うなら、喫煙者とエロ本に関して緩いのも日本の特徴か。 あちらじゃタバコはまず屋内では吸えないし、エロ本には紙のカバーがかけられている。
バランスがおかしいのはどっちだ?
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