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2006/04/14(金)
つくづくやるせない事件です
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栃木のリンチ殺人で、栃木県警が悪いと判決が。
事件内容を今あらためて見ると、監禁していた側のタガが外れて、 外道化していった点が、あの女子高生コンクリ殺人を嫌でも思い出させます。 で、ここで提案。
この凄惨な事件を映画化してみてはどうか?と。 警察の不始末を告発するのではなく、残酷な監禁劇としてです。 といっても、Vオリジナル作品規模の超低予算でOKです。 スタッフ、キャストは無名で。 脱ぎ要員としてAVの子を入れておくといいでしょう。
脚本や演出面で構える必要はありません。 ただ事件をなぞって適当に作ればいいです。 遺族の方の了承もいりません。 「モデルにしました」と言い張ればOKです。
で、1館、レイトだけでもいいので公開してくれる劇場を決めます。
次にやっつけでパパっと公式サイトを立ち上げます。 FLASHコンテンツなんて入りません。HTMLだけで十分です。
するとどうでしょう。 いつの間にか2ちゃんねるあたりで「無神経だ!」「人として間違っている!」といった主旨の元、公開阻止を目的としたアンチ系スレッドが乱立するでしょう。
そこが盛り上がれば、中にはイカれた人もいますから、公開を予定している劇場や製作側に、脅迫電話や嫌がらせメール&FAXなどの攻撃を無記名で仕掛けてくるでしょう。
で、劇場側がウンザリして公開中止を決断したら、もうこっちのものです。 ついでに公式サイトも一旦たたんでしまいましょう。
するとアラ不思議!
話は「言論の自由が冒された!」と新展開を迎えます。 あちこちのマスコミで作品が紹介され、いつしか試写会場が満杯になります。 「ウチがやりましょう!」と義憤にかられた劇場も手をあげ、やがて本命であるDVDの出荷が目標を超えます。 各レンタル店では少ない入荷本数ながら連日フル回転を見せるでしょうから、バックオーダーも期待できます。
テーマ、社会的影響、遺族への配慮なんてもんはどうでもいいです。 金さえ儲かれば、自分さえ潤えばいいのです。中身がカスでも作品の形にさえしておけば、マスコミは言論の自由云々で擁護してくれますし、対して非難するネット上の連中は無力。リリースしてしまえばアンチ活動も一気に沈静化しますし、何も心配する事はありません。
偉大なる前例もあることですし、どこかのメーカーさん、チャレンジしませんか? こんなに費用対効果の高いネタは滅多にありませんよ。
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