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2006/04/04(火)
ミーティングTV取材
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日曜日にテレ東の番組がマッドマックスファンの集いを取材したいというので、MFP OSAKAさんの音頭の元、急遽プチミーティングが横浜で開催されました。
30名前後が集まり、走行シーンやら駐車場での集いの模様やらを撮影。 今年は毎年恒例のGW明けのミーティングが開催されないので、ちょっとしたイベントしては、良いタイミングでした。
取材の中身は想定の範囲内でした。 黒革軍団のキテレツぶりや、見てくれのイカつさと中身のギャップを番組側が求めている部分は確かにありました。 素人に寸劇を要求する無謀な一面もありました。
そんな空気に無償で応えるファンの方々。 己の身を、様々なリスクを承知で“素材”として差し出した方々には本当に頭がさがります。
TVカメラに向かってピースサインする心理とはまったく逆の、分別ある年代が多いMMファンならではの、番組への気遣いと申しましょうか。
仕上がるVTRが、その辺りを酌んだ編集になっている事を切に願うばかりです。 「これってメディアレイプじゃねーか!」なんてオチはないと思いたいですが、オンエア迄気が抜けないのも正直な気持ちです。
ともあれ、番組から「マッドマックスは未だにクレイジーなファンがいっぱいいるカルト映画でっせ」という事が匂えば、MMの1ファンとして私は本望ですし、参加された方々も同意ではないかと思うのです。
などと偉そうな事を言ってる私ですが、収録中は極力、カメラに映らないように、ひたすら透明人間化していました。 これに関しては、本当に申し訳ない気分なのです。
今回の取材で思い出したのが、「トレッキーズ」というドキュメント。 これは熱狂的な「スタートレック」ファンの生態を追った作品で、クレイジーなスタトレ信者の博覧会とでも言うべき内容です。 ドキュメント作品としてのテーマがどこにあるかはさておき、結果として印象に残るのは病的なファンの奇行な訳で、ヤコペッティの残酷ドキュメントとベクトルは同じだったりします。 面白い内容なのですが、いざ自分たちがTV番組の被写体となってみると、微妙にオーバーラップする部分もあり、なんだか笑えない内容に思えてきます。
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