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2006/05/22(月)
近日、新デザインTシャツリリース開始!
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現在、インターセプター黒とスネークを製作中です。 もうすでに初夏の陽気。 一日も早くリリースしたいと思います。 乞うご期待ください。
------------------------------- TV版「機動戦士ガンダム」レビュー
第2話「ガンダム破壊命令」 脚本:松崎健一 演出:藤原良二 作画監督:安彦良和 初回視聴率:4.2%
メインキャラがほとんど出揃い、ホワイトベースがサイド7を脱出。シャアとアムロによる史上初のモビルスーツ同志の接近戦が行われるエピソード。 脚本担当は松崎健一。SFアート集団「スタジオぬえ」出身で、ガンダムや続くイデオンで、主にSF考証を要するエピソードを担当。SFマニアあがりの若造のように見えて、結構、重要なエピソードでドラマ面含めていい仕事をこなしています。
とはいえ、当時はキャリアが浅かったため、ひょっとして富野監督の代書屋と化していた部分があったのかも知れません。
で、このエピソードは名台詞連発です。 「高熱源体接近!」とか「ばかな、直撃のはずだ!」とか「あのモビルスーツは戦艦並のビーム砲を持っているのか?!」とか、ちょっとした台詞の工夫でロボット同士の闘いという手垢にまみれたシチュエーションを、まったく別物に変えてしまっています。
すぐなくなるビームライフルのエネルギーなんてもの、「う〜ん、なんかリアルだぞ」と。
当時、このエピソードを見て、いよいよ飽きつつあった松本零士のアニメ&コミックへの想いが一気に消し飛んだのをよく覚えています。
もうヤマトとか銀河鉄道じゃねーだろ!これからはモビルスーツだろ、ガンダムだろ!と中二の小僧に思わせるインパクト満載なエピソードでした。
今でもこの第2話は私の中ではベスト3に入る名エピソードですし、コックピット内での独り言や通信のやりとりを効果的に使ったという面で、あらゆるリアルロボット系アニメの始祖的なグレートなエピソードだと思います。
作画的にも安彦原画が多い上、全体的には第1話よりも作画クオリティは高目ではないかと。
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