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2006/05/23(火)
毎週毎週・・・・
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ここのところ、毎週、子供がひどい目に遭う事件が・・・。 世の中のタガが外れてきているわ、好景気は実感できないわ、ロクなもんじゃありません。
でもまあ、「悪人が最後に勝つと思ったのか?」と言い放つ「男たちの挽歌II」の1シーンを心の中で反芻しつつ、今日も元気に夕食を食べたいと思います。
------------------------------- TV版「機動戦士ガンダム」レビュー
第3話「敵の補給艦を叩け!」 脚本:荒木芳久 演出:小鹿栄吉 作画監督:安彦良和 初回視聴率:3.3%
カツ、レツ、キッカたち含め、何故かイケイケなホワイトベースの素人集団が、補給中のムサイに奇襲攻撃。補給物資をシャアに渡そうと果敢に努力したジオン歴戦の勇士ガデムが非業の死を遂げる可哀想なエピソード(ガデム目線w)。
今回ドラマ部分は、アムロとブライトの微妙な対立関係、セイラさんのキツイ性格を描くにとどまり、あとはひたすら戦闘シーン。 富野アニメは2話までは神がかった作りですが、だいたい3話目からダレます。今回も例にもれずやや単調な内容。 とはいえ、やはりシャアvsアムロの第2ラウンド、敵の新メカ(それが旧タイプというのが画期的)の登場と、飽きさせません。
第2話でビームライフルとコアファイターを観客に見せ、今回の3話ではハイパーバズーカとガンタンクが登場と、手持ちのネタを小出しにしています。
考えてみれば、合金玩具の販促番組なのですから、3話ともなると、そろそろオープニングで描かれるコアファイターとの換装シーンを入れて当然のはずですが、そんな気配は微塵もありません。
2年前のザンボット3で人間爆弾やら家族が皆特攻などという強烈描写をやからしても富野監督は特に、創通エージェンシーやクローバーから怒られなかったみたいですし、そういうユルい体制があったからこそ、ガンダムがガンダム足り得たのでしょう。 (“連中”は作った番組を見ていない、という富野発言をどこかで読んだような・・・)
以下気付いた点は箇条書きで
●ミノフスキー粒子という言葉が登場するも、効能は説明されず ●ホワイトベースのメインクルーが制服着用 ●なぜか艦内、ルナツー地表に重力が… ●「いきまーす!」初登場 ●ガンダムの発艦シーン、バズーカ発射シーン、アムロの絶叫カットなど、後に使いまわされる(バンク)カットが多数登場 ●作画的には安彦作監回ながら、手が回りきっておらず、整備中のガンダムなど、作画崩壊著しいカットもいよいよ登場。
ちなみに今回からナレーターを務めつつ、どさくさ紛れにその他キャラを山ほど演じ続けた永井一郎氏(磯野波平)の偉業をカウントする事にします。
今日の波平 ●ドレン大尉 ●難民のオジイさん
ふぅ、あと40回もあるのかよ・・・・
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