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2006/05/24(水)
調子こいてんじゃねー
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香取慎吾の「西遊記」映画版の宣伝をカンヌでやったとか。
視聴率がよかったからといって、あれはヤバイです。 あの手の娯楽アクションを作ると、正直日本はアジア最下位です。 ですから、国内興行で儲けておしまいにしていただき、海外にはその存在を知らせないでいただきたいな、と。 だって、我が事のように恥ずかしいのですよ。
アクション監督にドニー・イェンを雇い、香取慎吾があのダラしない体型を矯正するくらいの意気込みならよいですが、そういうのもあり得ない話。とにかく、ハリー・キャラハン刑事も言ってます。
「身の程を知ることだ」と。
------------------------------------- TV版「機動戦士ガンダム」レビュー
第4話「ルナツー脱出作戦」 脚本:山本優 演出:貞光紳也 作画監督:富沢和雄 初回視聴率:5.7%
アムロが従来のロボットアニメのヒーローのような、勇敢だったり喧嘩っ早かったり、警備の連邦兵に無重力ドロップキックをかましたりで、違和感ありあり。 まあ番組初期であるが故、まだ脚本・演出・作画面で意思統一がなされていなかったのではないかと。
今回初登板の脚本家、山本優は80年代、あちこちのアニメで脚本を書きまくっていまして、「銀河旋風ブライガー」他、お世辞にも面白いとは言えない複数のロボットアニメ番組でシリーズ構成をこなしていました。
執筆スピードは仕事量から察するに早いと思われますが、乱雑だったり器用だったり、ムラが激しいタイプでしょう。 加えて、ご本人のキャラクターはべらんめえ系。
これは今のアニメ&特撮系脚本家に例えるなら、まるで井上敏樹! と、そんなリアルオタクな話を今ここでおっぱじめてもしょうがないので割愛。
今回の脚本は旧態依然としたロボットもののノリを引きずっており、正直、おや?という仕上がりですが、ラスト、ルナツーのワッケイン指令がつぶやく「寒い時代だとは思わんか…」とか、渋い台詞も飛び出すので、あなどれません。
ともあれ、作画含め個人的なワーストエピソードのひとつです。 何度見てもひどいw。
その他 ●ミノフスキー粒子にレーダー撹乱の効能があると説明される。 ●作画は荒れ放題。今回はスタジオZが担当。 天才アニメーター、金田伊功の弟子たちが原画を書いておりますが、師匠の足元にも及ばない酷さ。師匠ゆずりの強烈デフォルメタッチが完全に空回りして、ガタガタ&ヨレヨレなメカ戦が展開されます。正直、別番組状態。キャラ絵もひどいっす。
今日の波平 ●ドレン大尉のみで残念
ふぅ、あと39回もあるのかよ・・・
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