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2006/05/27(土)
遅ればせながら1
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TV版「機動戦士ガンダム」レビュー
第7話「コアファイター脱出せよ」 脚本:荒木芳久 演出:藤原良二 作画監督:安彦良和 初回視聴率:1.9%
避難民の老人たちが反乱を起こし、カツ、レツ、キッカたちを人質にとって地上におろせと駄々をこねる話。
アムロはコアファイターで弾道軌道に乗る事を志願したり、ガンダムで初めての自由落下戦闘を行ったりと、やたらヒーローらしい活躍を見せる一方、カイの皮肉にブチ切れたり、わがままな難民のおじいさんに「ぼくはもう…やめますよ!」と言い放つ始末。
実に良いさじ加減でキャラが描写されております。 アムロのキャラ造形は当時としても斬新でしたが、今も尚ユニークです。 また、それを支えるのがこういったTV版の細かいサイドストーリーであり、だから私は駆け足展開の劇場版にはあまりノレないんだなと、あらためて自覚した次第です。
しかし視聴率は低いですなぁ。裏番組に何かあったのかしらん?
<その他> ●リード中尉は徹底的に無能者として描写され可哀想。 ●シャア操るムサイカプセルとドッグファイトし、アムロはコアファイターで勝利。ありえない感じですが、「この照準、甘いぞ」とシャアに一言言わせておく脚本のフォローあり。 ●コアファイターからガンダムへの換装シーン初登場。私が代理店の立場だったら、「今頃やっとかよ!」と怒鳴り込んでます。
<作画> ●前回に続いて安彦作監回。安心して見ていられます。 ●自由落下状態でのシャアザクとガンダムのバトル。被弾するガンダムのカットは後々まで使い回されることに。 ●WBのミサイルをマシンガンで迎撃するシャアザクのカットは、躍動感溢れる実に素晴らしい動き。こういうのを神作画と呼びます。
<今日の波平> ●ドレン中尉 ●反乱する老難民たちのリーダー
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