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2006/05/30(火)
追いついた!ふう…
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TV版「機動戦士ガンダム」レビュー
第10話「ガルマ散る」 脚本:山本優 演出:藤原良二 作画監督:安彦良和 初回視聴率:4.2%
恋人イセリナと結ばれようと決意し功を焦ったガルマが、友人にだまされた揚げ句、後ろから敵の集中砲火を浴びて散華する、可哀想なお話。
当時、この頃はすでにアニメ誌などでもガンダムが毎月取り上げられるようになっており、視聴率や玩具売上の低迷とは裏腹に、一番の注目番組となっていました。 で、5話出ただけで死んでしまったヘタれ美形キャラ、ガルマに対して、女性ファンが集まって葬儀を行ったとか。
ロミオとジュリエット的な古典的ラブストーリーをちょっと絡めつつ、シャアの陰謀を描いています。完全に物語の視点がジオン側になっており、WB側はほぼ脇役です。
「ガルマ出撃す」に次いでの山本優脚本。完全にルナツーの汚名返上で、ガンダムらしい良い仕事を連発しています。
<その他> ●サイド3、ズムシティ、そしてデギン公が初登場。
<作画> ●安彦作画で安心。美しいキャラ絵で悲恋物語を盛り上げる一方、頭部をバズーカで吹っ飛ばされるザクなど、メカ戦にもなかなか良いカットを提供。 ●ガウにWBが一斉掃射する直前の、ガンダムを追いかけるザクのカットは誰が書いたんだ?あまりにも崩れすぎ。
<今日の波平> なんとお休み!
余談ですが、永井一郎氏の功績を讚えてばかりいますが、何気に毎回、使い回し声優として大活躍しているのがリュウ役の飯塚昭三 とカイ役の古川登志夫。今度見るときはこの二人の偉業をカウントしたいと思いますw そういえば、このふたり、「モンティ・パイソン」組じゃん!
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